9月は挿し木の鉢上げや分区園への植付け実習を行うとともに、「花とみどりのまちづくりの輪を広げよう」をテーマに、夏休み中に取り組んだ課題の発表会等これまでの学習をもとに活動の輪を広げる手法を学びました。

 9月6日(水)から3日間で、1日目に7月に行った挿し木の発根率調査や鉢上げ、12月の収穫祭に向けた分区園への野菜の播種と苗の植付けを行いました。

   

分区園での作業は、畝たてや石拾いの整備をしたのち、ニンジンや大根の播種とレタスやキャベツなどの苗の植付けをしてもらいました。

    

 2日目は平田先生の「まちづくりの輪を広げるために」を主に、まちづくりガーデナーとしての活動に直接つなげるためのAGNなどの講義があり、また豊田先生から「園芸療法の入門」の講義を受けました。

 最終日には、夏休み中皆さんが身近な花とみどりのまちづくりについてのテーマを決め、作成した計画や取り組んだ結果を一人2分程度で発表しました。
 地域の実態調査や緑化計画、管理等のあり方や、自宅のガーデニング等の取り組みについて、オーバーヘッドプロジェクターやパワーポイントを使って緊張した趣で発表されました。皆さんそれぞれ忙しい中、本科コースで学んだことを生かそうと熱心に取り組まれた様子がうかがえました。ただ取り組んだ成果を2分程度で発表するのは少し厳しいようでした。

 発表会後「前期修了式」が行われ、前期修了証書が授与されました。
 修了式の後は、前期の実習や活動を振り返りながら、東作業舎の前でバーベキューを行いました。皆さん打ち解けた雰囲気で懇親も深まり、前期での出来事や印象に残ったこと、後期への期待など楽しく語っていました。

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