7月23日、複合型交流拠点ウィズあかし(アスピア明石北館)で、平成29年度第1回園芸療法スキルアップ研修会が開催され、10名が参加しました。

 発表者は、高齢者施設で園芸療法士兼介護職として6年間勤務された森かほるさんで、「地域に根付いた施設を目指し!園芸療法の関わり」と題して、地域交流を通して利用者様の活動意欲や主体性が増していく様子や、花壇や畑が利用者様の癒しの場となるだけでなく、地域の方とのつながりをつくり、社会福祉法人としての役割(地域貢献)の一端を担うようになったことが報告されました。

 実践に基づいた内容で説得力があり、地域交流を通して園芸療法の可能性が広がることを改めて学ぶ機会となりました。また、園芸療法士の役割を理解してもらうことの難しさなど課題も見えました。

 参加者からは、報告内容については「地域交流が利用者様の意欲向上につながったことは素晴らしい」「地域に向けての情報発信、施設(職員)の理解に向けてのアピールの重要性が感じられた」など、研修会全体については「発表者と参加者の思いが共有でき和やかな時間となった」「他の参加者の皆さんの意見もとても勉強になった」「自分の歩みの励みになった」「とても為になったので、皆さん参加されるとよいと思う」などの感想が聞かれました。少人数ではありましたが、充実した研修会となりました。

発表の様子
意見交換の様子

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