この度、園芸療法課程の修了生で組織する兵庫県園芸療法士会が受賞した、第3回畑崎記念ファッショナブルエージング賞の表彰式が去る3月2日(水)神戸国際会館9階大会場でとり行われ、表彰式に出席された会長、副会長から喜びの報告がありました。

 

 畑崎記念ファッショナブルエージング賞は、ファッショナブルエージング(年を重ねても明るく健康で内面が充実した生き方)を実現するため、兵庫県内における地域に密着した社会貢献活動に取り組んでいる個人や団体を表彰するために公益財団法人畑崎財団より創設された賞で、健康づくり分野(Health)、知的活動分野(Head)、社会奉仕活動分野(Heart)の3部門の地域活動が対象です。兵庫県園芸療法士会は健康増進、リハビリ、スポーツ等の分野である健康づくりの分野での受賞となりました。
 「植物の持つ生命力や成長の力を活用した園芸療法を通じて、高齢者や認知症の方々に真摯に向き合い、地道にこつこつと日々のふれあいを積み重ねることで、人々の心を癒し、励まし、気持ちを明るくし、笑顔を増やす活動を続けている」ことが受賞理由で、認知症カフェなどの取り組みも認められました。学校・施設関係の方々や利用者様などいろいろな方に支えていただきながら、長年にわたり、積み重ねた実践と兵庫県園芸療法士のたゆまぬ努力が社会的に高く評価されたことはとても嬉しいニュースです。
 表彰式後の懇親会では、認知症の方を含めどなたでも楽しんで取り組め、ストレス軽減や自己効力感が得られる園芸療法プログラムの一つとして、花のお弁当箱を紹介しました。
 兵庫県園芸療法士会は今年発足10周年の節目を迎えます。「継続は力なり」-今回の受賞は、園芸療法が超高齢社会で担うことができる役割を再認識し、園芸療法ならではの社会貢献を継続して行っていくモチベーションを高める良い機会となりました。

畑崎理事長と受賞者の方々
(左端 岡野兵庫県園芸療法士会会長)
表彰の様子


花のお弁当箱
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