横田客員研究員がアメリカ園芸療法協会大会(AHTA)2015で発表しました。

 

平成27年10月9日・10日、アメリカ オレゴン州ポートランドRed Lion Hotel on the River –
Jantzen Beachにて アメリカ園芸療法協会大会(Annual Conference)がResearch: Shaping
the Horticultural Therapy Landscape (研究: 園芸療法の展望の形成)というテーマの下、
開催されました。

基調講演には、2013年に海外客員教員として本校にもお招きしたヘルスケア施設のエビデンスに基づく設計(Evidence-Based Design)の第一人者である、スウェーデン チャルマース(Chalmers)工科大学のウルリッチ教授(Roger S. Ulrich, PhD)が招かれ,Measuring the Benefits of a Garden for Hospital Populations (病院ユーザーへのガーデンの効果の評価)と題して、3種類の病院ユーザー(①妊産婦・出産後の母親,②ICU患者の家族,③高ストレスのユニットの看護師)を対象として行われている病院のガーデンの効果に関する研究(進行中)について話されました。

横田研究員は、Therapeutic Horticulture Practice for People with Intellectual Disabilities: Collaboration with Volunteers(知的障害者のための療法的園芸実践: ボランティアとの協働)と題し、国営公園での知的障害者のための園芸活動実践を紹介しました。
発表では、セッションのようすやプログラム,視覚的構造化を取り入れた効果的な介入方法を紹介するとともに、ボランティアとの良好な関係性の構築、ボランティアの主体性を重視し,活動への継続的な参加を促すための配慮などについて話しました。

発表の様子1
発表の様子2

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