日本臨床死生学会で金子教員が発表を行いました。

 第22回日本臨床死生学会が2016年11月19日(土)・20日(土)に、早稲田大学国際会議場(東京)で開催されました。今回の学会テーマは、『「いのち」の現場から考える』でした。

 金子教員は、「緩和ケア病棟における患者・園芸療法士の関係性構築に関する考察」というタイトルで発表を行ないました。最初に、園芸療法とはどういうものか説明後、緩和ケア病棟での園芸療法の実践現場で、患者と園芸療法士の関係性構築過程を分析し、その過程の中で、人のいのちと植物のいのちを重ねながら、いのちに限りがあっても患者を希望に導く可能性のある園芸療法士の役割を示しました。

 発表後、園芸療法を学ぶにはどうしたらよいのか、病院に園芸療法士を導入したいときはどこに連絡すればよいのか、など具体的な質問があり、緩和ケアチームの一員として園芸療法士の活躍の可能性が期待されました。

   

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