1.ヒメキンギョソウ

 

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA学 名:Linaria cvs.
科 名:オオバコ科
原産地:北半球温帯
植栽場所:エルフガーデンのそば

ヒメキンギョソウはリナリアとも呼ばれ、リナリアの仲間は北半球温帯におよそ150種分布するそうです。ヒメキンギョソウはキンギョソウを小さくした花姿をしていることからその名前が付けられています。花は今頃から5月頃まで楽しむことができます。よく観察すると唇のような形をしており可愛らしいです。花色は紫紅、紅、ピンク、黄、オレンジ、白があります。本来は多年草ですが、日本では一年草扱いです。

 

「文化の中のヒメキンギョソウ」

私たちが普段読んでいる名前は和名といって、日本語における共通の名前です。つまり同じ植物でも、国が違えば名前も異なるのです。

今回取り上げたヒメキンギョソウを例にしたいと思います。

ヒメキンギョソウは花の形を金魚の尾びれに見立てて付けられたキンギョソウより小さいということからヒメが付け加えられた名前となっているようです。一方、ギリシャ語では「鼻のような」という意味の名前のようです。欧米人の鼻のように見えなくもありません。英語ではSnapdragon「竜の口」という意味の名前が付けられているみたいです。昆虫が鼻の中に入って蜜を吸う様子を竜に飲み込まれると想像したことから由来されるそうです。

国が違えば文化が違い、植物の名前も異なる。植物名前も当たり前に呼んでいるけれど、中々興味深いものだなと感じさせられますね。みなさんも好きな植物の名前を調べてみると発見があるかもしれません。もし面白い名前の由来や外国語名があれば是非教えてください!

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<参考①:366日誕生花の辞典(http://www.366flower.net/2006/07/post_280.html)>  
<参考②:ヤサシイエンゲイ(http://www.yasashi.info/ma_00016.html)>

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