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薬科大学附属薬用植物園補助園で栽培管理,展示,研究,教育活動を行っている2012年修了前田晋作さん

・勤務先:京都薬科大学附属薬用植物園補助園

 

・受験生へ一言
入学すれば、緑に関して充実した経験を積むことができます。学習や研究の目的意識と志をもって受験し、緑環境の専門職を目指してください。

 

・今の仕事の概要
京都薬科大学附属薬用植物園補助園という新設された薬用植物園で、施設整備の実施、維持管理作業、栽培作業、薬用植物の収集・展示活動、薬用植物に関する研究活動、薬学部の学生や薬剤師の方々を対象にした薬用植物の観察実習、一般の方々向けの見学会など薬用植物園の運営、薬用植物に関する教育研究を行っています。約2700㎡の広さの園内には温室、圃場、庭園、水生植物栽培用の池などがあり、そこでは約200種類の薬用植物・有用植物を栽植しています。

 

・緑環境景観マネジメント研究科ではどのようなことを学んだこと
経済学部出身だったので、植物の基礎知識を習得するべく、植物の生理生態について基礎を学ぶ講義やキャンパスの植物を観察する実習に力を入れて学びました。その他にも、自然の保全の基礎情報となる植生図や植生景観構造、里地里山の管理、樹木植栽管理の実務、造園技能士試験を通した造園実務、緑の基本計画など緑に関して幅広く学びました。

 

・緑環境景観マネジメント研究科の魅力、また研究科で学んだこと、経験したことのどんなことが今役立っていますか?

淡路島の海や山の自然、植物、景観にじっくり向かい合える環境で緑に関する実践的な知識と技能を身につけることができることが魅力です。栽培活動、緑地の維持管理、緑の活用方法の検討について基礎的で実務的なことを網羅的に体験し学習してきたことが植物園運営の業務にとても役立っています。また、研究活動に取り組んだ経験は研究教育活動に役立っています。そして全寮制の暮らしの中でつながりの深い仲間を得ることができることが魅力だと思います。卒業後も仲間に相談に乗ってもらい助けられています。緑環境景観マネジメント研究科でともに過ごした仲間が私の心の支えであり、一生の宝だと思っています。

補助園だよりもつくっています.
http://www.kyoto-phu.ac.jp/garden_news/

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