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兵庫県で造園職として公園の運営管理を行っている 9期生大根さん

勤務先 【兵庫県 県土整備部 神戸土木事務所】

 

・今の仕事の概要(どんな所が面白いですか?)
 私は今、兵庫県職員として神戸土木事務所の公園砂防課に勤務しています。神戸市北区の地すべり・急傾斜事業の現場監督をしながら、兵庫県立舞子公園の整備や利活用の担当をしています。舞子公園では、昨年10月に明治時代に建てられた西洋館である旧武藤山治邸の移築復元工事が完了し、すでに整備が完了している移情閣、旧木下家住宅とともに和・洋・中の歴史的建築物郡がそろいました。それを記念して、昨年11月に舞子公園グランドオープンというイベントを開催しました。旧武藤邸の工事完了とグランドオープンのイベントを平行して進めていかなくてはならないので目の回る忙しさではありましたが、1つの公園の節目を自分達の手で体験できたということは良い経験になりました。

 

・兵庫県立淡路景観園芸学校(ALPHA:アルファ)に進学しようと思ったきっかけは?
 30才になるまでに、自分が一生やっていきたい仕事を見つけたいと思い、27才の時に以前から興味があった自然環境や植物のことについて学べるアルファに進学することを決めました。

 

・アルファでどんなことを学びましたか?
 私は経済学部出身で、植物についての知識はほとんどありませんでした。そのことで入学当初は不安もありあましたが、アルファの景観園芸専門課程では1年生の時に植物、環境、デザイン、フィールド管理など幅広い分野を基礎的なことから学べるので、自分が何に興味があり何をしたいのかを考えることができました。2年生になってからは『淡路島における子どもの遊びと自然体験』をテーマに卒業研究を進めました。

 

・学校で学んだこと・経験したことで今役立っていることは?
 2年生の時にプランティングデザインの授業で学んだ『自分達で設計したデザインに予算を積算して施工する』という一連の流れが、今の自分の仕事と合致しることが多く役立っています。

 

・アルファでの思い出
 一番の思いでは、2年間アルファで同級生と過ごした日々です。入学当初、先輩から「最終的に同級生は家族のようになる」と聞いていましたが、本当に2年生の終わり頃には、良いところも悪いところも理解している家族のような存在になりました。その中の一人と私は本当の家族になりました。

 

・受験を考えている人へのメッセージ
 良い先生と良い環境に恵まれ、自分の思いと情熱で、24時間365日どこまででも学ぶことができる学校です。(逆にダラダラしていると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。) 少しでもこの学校に興味があるなら、まずは在校生や先生に話を聞きに行ってみると良いと思います。

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