20110518-213018-9992

5期生 稲熊 高子さん
勤務先:株式会社ヘッズ・計画マネジメント担当

 

Q1:いまの仕事の概要を教えてください。
ランドスケープコンサルタントで公園等公共空間の活用および管理運営、地域活性化、まちづくり等、計画マネジメントの仕事をしています。活用・運営の内容から施設の機能デザインを考える仕事もあります。具体的には、次のような仕事内容です。
・管理運営協議会やワークショップ等のプラットホームの企画・運営
・活用プロジェクトの企画・実施
・現況調査
・管理運営計画や事業計画などの計画作成
・運営体制づくりや運営サポート
・指定管理者として公園管理運営を企画・実施
・コーディネーターや公園現場スタッフ、ボランティア等の人材育成
・行政、公園協会等公益法人の事業コンサルティング
写真は、公園のボランティア事務局を担当していた時のワークショップの様子です。

 

Q2:進学しようと思ったきっかけは?
美大出身の経歴を活かして、描く対象であった植物や風景に直接関わる仕事をしたいと考えていた時、本校を知りました。開校間もない新しさと、出身学部を問わない間口の広さ、実践を重視したカリキュラム方針に惹かれ、進学したいと思いました。あまり集団になじめない性格でもあったので、寮生活にチャレンジしてみたいという気持ちもありました。

 

Q3:学校ではどのようなことを学びましたか?
幅広い分野の事を学び、視野が広がりました。地域計画演習という当時の活用デザイン領域に該当する授業と卒業演習では、岩屋のまちをフィールドとした地域活性化につながる緑地計画づくりを通じて、まちづくりや緑地計画の基礎を学びました。

 

Q4:学校の魅力はどんなところにありますか? また、学校で学んだこと、経験したことのどんなことが今役立っていますか?
学校の魅力は、幅広いネットワークがある事、兵庫県の震災復興や市民協働の取り組みについて当事者や関係者から話を伺い実際の現場にも行ける機会が多い事、インストラクターや非常勤講師を含め教員に実務経験者が多い事、小さなコミュニティである寮生活を経験できる事、にあると思います。
今に役立っている事では、先生、先輩や後輩と仕事で一緒になる機会が多く、学校のつながりにいつも助けられています。他にも、フィールドワークや班で取り組む実践的な授業、授業以外の学校行事やプロジェクトへの参加経験は、物事を起こし進めていく今の仕事に役立っています。しかし、最も役立っている事は、授業を通じて今の職業に出会えた事です。

 

Q5:受験生へ一言お願いします。
仕事につながる事を学びたいと思っておられる方には、ぴったりの学校だと思います。入学すれば、視野が広がり迷ってしまう事もあるかもしれませんが、相談できる仲間もできます。ここでしか得ることが出来ない、特別な2年間が手に入りますよ。

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