キリンソウ

: 学　名：Sedum kamtschaticum
科　名：ベンケイソウ科
原産地：日本
植栽場所：風の庭
花の時期：5月～7月
今月の様子：越冬芽

特徴
　多肉質の鋸歯のある葉をもつ宿根草で高さ約20～50cmとなり、星形の径およそ5mmの花を頂部に多数咲かせます。冬場は地上部が枯れてしまいますが、地際にキクと同様、越冬のための芽を残しています。

豆知識　【キリンソウは古来より山菜、薬草として利用されていた】
　キリンソウは若芽や若葉の塩ゆでしたものを胡麻あえなどにして、生葉の汁を塗り薬として活用したようです。また、江戸時代の飢饉発生時は全草をゆでて日干ししたものを保存食としたことから、救荒作物の役割を果たしていたようです。

＜参考①：みんなの趣味の園芸＞　　
＜参考②：（株）緑化計画研究所HP＞　　