見頃の植物

耐寒マツバギク

耐寒マツバギク
学 名:Delosperma cooperi
科 名:ハマミズナ科(旧ツルナ科)
原産地:南アフリカ
植栽場所:花の庭、風の庭
花の時期:5~9月

特徴
 耐寒性のある常緑多年草です。多肉質の葉を密に付け、匍匐して広がっていきます。
ピンク色のキクのように開いた花を多数咲かせます。この花は晴れた日中は開き、夜や曇り・雨の日は閉じています。
多肉質であることから多湿環境は苦手で、斜面や石垣など直射日光のあたる排水よく乾きやすい環境で旺盛に生育しています。
単にマツバギクと呼ばれることもあります。


豆知識 【屋上緑化にも利用されるほど強健】
 南アフリカ産の植物ですが、多少の積雪や寒風にも耐えられ、きれいな花を咲かせることから屋上緑化植物として見直す動きも見られます。
しかし花色がピンクしかないので近年導入されて来ているほかのDelosperma属との交配により新たな花色の品種改良も行われつつあるようなので、今後の展開が面白そうです。



<参考①: New Varieties Delosperma 新品種:デロスペルマ>  
<参考②: 新・花と緑の詳しい図鑑>  

耐寒マツバギク
(撮影日:5月23日)