見頃の植物

アキニレ

アキニレ
学 名:Ulmus parvifolia
科 名:ニレ科
原産地:日本(本州中部以南)
植栽場所:分区園とカナダガーデンの中間


丸みのある鋸歯と葉形や、隣片状にはがれた樹皮が特徴的な樹種です。 葉は落葉樹であるにも関わらず、厚めで光沢があります。 植栽用途は広く、公園樹や街路樹としてよく用いられています。 もともとは山野の荒れ地や、川岸や河原に生育する樹木であるため、 乾燥や暑さに強く、耐湿性も高い樹種です。アキ ニレの実には「翼(よく)」がついていて、特徴的な形をしています。 このアキニレの実は、マヒワなどの鳥がよくついばむそうで、 庭の食餌木として植栽しても面白いかもしれません。
花言葉:なし
<参考①:矢口行雄(2009)樹木医が教える 緑化樹木事典,誠文堂新光社,pp.134-135.>
<参考②:山と渓谷社(2000)樹に咲く花 離弁花①,pp.294-295.>
アキニレ