見頃の植物

ソシンロウバイ

ソシンロウバイ



学 名:Chimonanthus praecox f.concolor
科 名:ロウバイ科
原産地:中国
植栽場所:四季の庭



ソシンロウバイは原産地は中国で明治時代に日本に渡来したと言われています。
ロウバイの名は蝋細工のようにみえる花の姿から来ており、辺り一面に水仙に似た芳香を漂わせます。


別名カラウメとも呼ばれますが、これは唐から来た梅という意味です。
花の少ない時期に明るい黄色の花を咲かせ楽しませてくれます。

花の特徴は葉の展開に先立って、花径2センチくらいの花をたくさんつける。花被片はた
くさんあり、花芯に近いものも含め全体が半透明な黄色です。ロウバイとの違いは内側の
花被片が濃い紫色になるところです。
花より遅れて出る葉は卵形をしています。



ソシンロウバイ こんなところで大活躍!

 1月中旬につぼみを採取し、風通しのよい日蔭で乾燥させます。 中国・東南アジアではこれを生薬として煎じ、鎮咳、解熱など に用いられているそうです。






<参考①:薬草園の世界 東邦大学薬学部薬学教室 小池一男 
<参考②みんなの花図鑑 hana.net/wiki
参考③都市の樹木433 岩崎哲也