見頃の植物

スイフヨウ

スイフヨウ
学 名:Hibiscus mutabilis‘Versicolor’
科 名:アオイ科
原産地:中国
植栽場所:花の庭(ガゼボ手前のアカシア‘ウェスティタ’の後ろ辺り)※キッチンガーデン側からの方が花がよく見えます。
花の時期:7~10月
果熟期:8~11月

特徴
 フヨウ(Hibiscus mutabilis )の園芸品種です。高さ2~3mになる落葉低木で、開花期には枝先の葉腋に直径7~8cmの八重の花を次々に咲かせます。  花は普通、八重ですが、一重のものもあるようです。花は一日花で、一日のうちに花色が変化します。公園や庭園に利用されます。


豆知識 【スイフヨウは酔っぱらい?】
 スイフヨウは漢字で「酔芙蓉」書きます。なぜこのような名前が付いたのでしょうか?
酔芙蓉の花は、花の色が咲き始めの朝は白色、午後は桃色、夕方から夜にかけて紅色に変わり、 翌朝になるとしぼんでしまいます。このような花色の変化が、酒で顔面が紅潮し、「酔っぱらっている」ように見えることから、 「酔芙蓉(スイフヨウ)」という名前がつけられたそうです。おもしろいですね。 学名の園芸品種名である‘Versicolor’も英語で「いろいろな色の、色が変わる」という意味の言葉だそうです。 ぜひ変化する花色を楽しんでみてください。


<参考①:林弥栄. 山渓カラー名鑑 日本の樹木. p.474. 1985年 (株式会社 明光社)>  
<参考②:岩崎哲也. 都市の樹木433 .p.288-p289. 2012年 (文一総合出版)>  
<参考③:中山晋. 熱帯・亜熱帯 都市緑化植物図鑑. p.163.1996年(財団法人 海洋博覧会記 念公園管理財団)>  
<参考④: みんなの花図鑑スイフヨウ>  
<参考⑤: ガーデニング花図鑑 スイフヨウの育て方>  


スイフヨウ
(撮影日:9月26日)