花の庭

一般駐車場から本館前の展示見本園を含むエリアを花の庭とよんでいます。

段々のテラス状の庭園に、さまざまな花木や、草花が植栽されていますが、ここでは特にマグノリア(モクレンの仲間)の園芸品種とバラ科の花木が多く植栽され、4月から初夏までの季節にもっとも賑やかに彩られます。階段を上りきった上には一本のすらりと伸びたソメイヨシノが植えられていますが、その左手にはもともとこの山に生えていた同じサクラの木がそのままの形で残されています。

この先にはいくつもの花壇がありますが、それぞれテーマが分かれています。球根花壇(球根植物で彩る花壇)、カラーコーディネイションのコーナー(花色の調和や対比を学ぶ花壇)、テクスチャー&フォルム(植物の草姿や、質感に特徴のあるものを紹介)、一年草花壇、キッチンガーデン、オーナメンタルグラス、宿根草ボーダー、カラーガーデンなどがあります。

主な植物:マグノリア、ハナモモ、サクラ各種、西洋シャクナゲ、メキシコマンネングサ、ネグンドカエデ、モッコウバラ、メギ など

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風の庭

噴水を中心とした沈床ガーデン(サンクンガーデン)とカフェテリア周辺のロックガーデンを含む一帯を風の庭と呼んでいます。野島丘陵の上、標高225mに位置する本園で特徴的な自然の要素はなんと言っても「風」です。時にはすがすがしく、また時には厳しく吹き付ける風はこの丘の上で途絶えることがありません。そうした風を感じられる庭園として、ここに設けた「風の庭」では、乾燥につよい多肉植物や、オーストラリア、地中海原産の植物などをもちいて、それぞれ異なる趣の「風の庭」を演出しています。

主な植物: オーナメンタルグラス、ハーブ類、サルスベリ、オリーブ、コニファー、多肉植物など

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周りの地面から下がっているところから、「沈床庭園」といいます。地形の高低差を利用して作られたすり鉢状の庭園で、噴水を中心にした広場的空間にハーブなどの香の楽しめる植物や、オリーブや柑橘類などの地中海をイメージする植物を中心にドライで、暖かなイメージの庭になっています。噴水からトンネルの向こうをみると、一枚の絵画のような景観がのぞめます。

主な植物: ペパーミント、アップルミント、レモンバーム、ラベンダー、レモングラス、一歳サルスベリ、カレープラント、コンフリー、フロミス・フルティコ-サ

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四季の庭

日本の山の景を表した自然風の庭園です。流れの両側にはモミジ、キャラボク、マユミなどの雑木が枝を広げ、木々の足元には風情のある山野草の草花が植えられています。踏み石が園内を巡り、一角には水琴窟も設置されています。小滝の流れは、橋の下をくぐり、やがて流れの緩やかな野筋にかわります。水辺にはプリムラやアイリスなどの湿地性の草花が、周辺には潅木やオーナメンタルグラスが風にそよぎ、里山の風情を醸し出します。

主な植物:カエデ、アオダモ、キャラボク、タブノキ、マユミ、アスチルベ、シャクヤク、ミツマタ、コデマリ、トサミズキ、ムラサキシキブ、セキショウ、トクサなど

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コニファーガーデン

多目的ホールの前に位置するこのエリアには約50品種のコニファーが植えられています。コニファーとはいわゆる「針葉樹」のことをさしますが、一般に知られている円錐型だけではなく、グランドカバーに用いるような這い性のものから、傘を広げたようなこんもりとしたもの、とげとげしい印象のものから、ふわふわとしたやさしい印象の枝ぶりのもの、また色合いも濃いグリーン、グレー、赤みを帯びた茶色、明るい黄色など、大変豊かな表情をみせてくれます。特に冬場は寒さにあたって、色合いに深みが増します。

主な植物: エメラルド、ネズミサシ、バーハーバー、フィッツェリアナ・グラウカ、ゴールドクレストなど

ロックガーデン

カフェテリアをとりまくようにロックガーデンが配置されています。多肉植物や水はけの良い土壌を好む植物、乾燥に強い草花や、オーナメンタルグラスなどが植えられています。カフェテリアの北側の一角はギョリュウバイやウェストリンギア、ブラシノキなどオーストラリア原産の植物が多く植栽されています。

主な植物: ブラシノキ(カリステモン)、フサアカシア、オリーブ、ヒメツルソバ、ランタナ、エリゲロン、オステオスペルマム、ブッドレア、ギョリュウバイ

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エスパリエ

本館事務棟前のテラスにヒメリンゴと、ナシ(長十郎)のエスパリエがあります。エスパリエとは果樹などの仕立て栽培のことで、もともとは南向きの壁面の輻射熱を利用して、果実を均一に熟させるために編み出された手法でしたが、現在はガーデンデザインの一つとしてとくに壁面装飾などの目的で作られています。このエスパリエの足元にはギボウシが数種類植えられており、特に初夏にはグリーンだけで彩る花壇として好評をいただいております。

主な植物: ヒメリンゴ、ナシ(長十郎)、ギボウシ、イオノプシジウム、ティアレラ

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実技フィールド

町道をはさんで東側に位置する広大なエリアで、主として学生の各種演習に用いられるスペースです。坪庭をつくってみたり、重機の練習をしたりする、多目的なエリアですが、遠くに大阪湾を臨み、その手前には淡路の里の景色が広がる大変気持ちの良い空間です。初夏にヒルザキツキミソウが花開き、あたりをピンク色に染めます。また冬には開校以来少しずつ植えてきた日本スイセンが土手を彩り、北淡路唯一のミニミニ水仙郷をつくりだします。

主な植物: ヒルザキツキミソウ、クサフジ、日本スイセン、エノキ、修景バラ

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カナダ庭園

2000年に開催された淡路国際花博ジャパンフローラでは、本校の姉妹校であるカナダのナイアガラ園芸学校の学生学生10名が来日し、カナダの森や草原など豊かな自然を表現したウッドランドガーデンをつくりました。花博の閉幕後、学生たちの強い要望により、専門課程2期生を中心に本校キャンパス内の一画(実技フィールド)に移築されました。現在は学生有志が「カナダ庭園愛好会」を結成し、管理をおこなっています。

主な植物: サトウカエデ、ユリノキ、プルモナリア、エピメディウム、ブルンネラ、ポンテデリア

 

園芸療法ガーデン

植物に触れたり、育てたりすることで心身を癒し、高齢者や身障者のリハビリテーションに役立てようという園芸療法が近年注目されています。この園芸療法のモデルガーデンには目で見るだけでなく、触覚、嗅覚、聴覚、味覚を通じて植物を感じることが出来る5センスガーデンや、お年寄りや車椅子の方が楽に園芸作業ができるレイズドベッドなど工夫が満載です。

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