見頃の植物

クニフォフィア クリスマス・チアー

クニフォフィア クリスマス・チアー



学 名:Kniphofia ‘Chrismas Cheer’
科 名:ツルボラン科
原産地:南アフリカ
植栽場所:テクスチャー&フォルムのコーナー



 
エルフガーデン付近に松明のような形をした赤い植物が目立ちます。欧米では花穂が松明に似ていることから トーチリリーとも呼ばれています。クニフォフィアという呼び名に変わりましたが旧属名のトリトマという昔からの 名前の方で覚えている人が多いと思います。  長い花穂をまっすぐに立て、筒状の花を穂先に沢山つけアロエに似た花を付けます。2色咲きに見えますが、つぼみ の時の方が色が濃く、花が咲き始めると徐々に薄くなっていきます。花は下から上に咲いていき、6つに裂けて下向き に咲きます。
 南アフリカ原産の植物ですが耐寒性の強い宿根草です。育てやすい植物ですが花径は1m以上も伸び横にも広がるの で広い植栽地でなければ見栄えが悪くなってしまうでしょう。しかし園芸品種も多く出回っており、小型で狭い場所や 鉢でも栽培可能な矮性種もあります。
 一般的なクニフォフィアの開花は初夏ですがこのクリスマス・チアーという園芸種の開花期は晩秋~初冬となってい ます。寒くなっていくこの時期に暖色系の花があると温かく感じますね。


クニフォフィア クリスマス・チアー  こんなところで大活躍!

 花径が長く色のコントラストも美しいので
切り花の大胆なアレンジとして使えるのが魅力的です。





<参考①:ヤサシイエンゲイ http://www.yasashi.info/to_00002.htm
<参考②:園芸手帳 http://stewartia.net/engei/engei/Aloe_ka/Kuniphofia.html
<参考③:みんなの図鑑 https://minhana.net
<参考④:花を楽しむ大全科 著者:鈴木勤 出版社:株式会社世界文化社
<参考⑤:花屋さんの花図鑑 著者:白澤照司 出版社:株式会社草土出版