高校生を対象とした園芸療法入門講座を開催しました。

 平成29年2月3日(金)に、淡路景観園芸学校にて、県立淡路高等学校”花と緑と海のめぐみ系列”2年生29名が「園芸療法入門講座」を受講しました。この講座は、島内の若い世代に園芸療法を伝えようとの考えから、平成26年より園芸療法課程学生が講師となって実施しています。
 
 講座は先ず、校内ガーデンツアーがあり、「五感で感じることを大切に」と言われた生徒たちは、感じたことをメモしながら園芸療法ガーデンやコニファーガーデンなどを散策しました。続いて、フラワーアレンジメントでは、淡路産のカーネーションや園芸療法ガーデンで栽培しているストックを使い、思い思いの作品を作りました。製作後、自分の作品にタイトルをつけ、隣の人から作品に対するコメントをもらい、あちらこちらで笑い声が聞こえました。次の園芸療法の講義では、「園芸療法の癒し」の話を聞き、また、園芸療法の対象となる方や活動場所などを紹介した写真をみて、園芸療法について学びました。最後は、グループワークです。「緑はすばらしい」、「安心感」、「心がおちついた」、「花は美しい」、「いい香りがした」など校内ツアーやフラワーアレンジメントで感じたことを各々が最初に書き出しました。それを基に、園芸療法学生がファシリテーターとなって講義で聞いた「園芸療法の癒し」につなげて考え、その結果をみんなの前で発表し合いました。
半日の講座を終え、生徒の代表から「心癒される思いをしてうれしかった。園芸療法を知ることができ、ありがとうございました」との言葉をいただきました。

 この講座を開講するにあたって園芸療法課程の学生は昨年12月から準備を開始しました。「企画書」を作成し、役割分担、当日までのスケジュールを決め、各々のアイデアを持ち寄ってプログラム内容を詰めました。1月中旬からはプログラムのリハーサルを行い、プログラム内容の修正・リハーサル実施の繰り返しを何回も行いました。講座直前は毎日夜遅くまで最終調整を行い、当日を迎えました。
 全寮制学生にとっては、昨年4月から約一年の時間を共有してきた仲間との最後の演習でした。お互いの人となりがわかりすれ違いが生じる時期でもあります。話合いを重ね調整しあい、園芸療法士に大切な人と人とのかかわりについて身を持って体験した演習でもありました。学生たちは、3月に修了式を迎え、兵庫県園芸療法士の資格を取得する予定です。
 園芸療法の実践・普及者として、同期のつながりを大切にしながら、活躍していくことを望みます。

    

 

  

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