兵庫県看護協会の「看護の日」記念事業プログラムに「園芸療法体験コーナー」を設けました

5月12日は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ「看護の日」と制定されています。神戸市にある兵庫県看護協会では、5月11日(土)に「看護の日」記念事業プログラムが開催され、淡路景観園芸学校園芸療法課程は、「園芸療法体験コーナー」を設けました。この「園芸療法体験コーナー」は、毎年人気のコーナーで、3回のプログラムはすぐに定員となりました。

今年のプログラムは「タッジーマッジー作り」。 “タッジーマッジー”とは、中世ヨーロッパで、疫病から身を守るため外出時に腰からぶら下げて持ち歩いた、ハーブを使った花束です。学校の庭から採取した今花盛りのオレンジ色のキンセンカ、紅いナデシコ、紫の花が咲くラベンダーや深緑の葉が映えるローズマリーなどのハーブを中心に、シルバーレースの葉物などを使い、植物の色、形、香りなどを楽しみながら、思い思いの形の花束を作っていただきました。「園芸療法5つの癒し」の中の、「植物が人を癒す」、「創造活動が人を癒す」を体験したみなさんからは、「楽しかった。ありがとう」の声をかけていただきました。

今回の「園芸療法体験コーナー」のスタッフは、本校の修了生である兵庫県園芸療法士であり、看護師であるメンバー4人が揃いました。連携作業で各回をこなし、参加者から出た園芸療法課程のこと、学校の庭のことに関する質問には、自分の学生時代の体験を交えながらわかりやすく説明する場面も見られました。

(文責 金子みどり)

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