豊田教員が農林水産政策研究所シンポジウムで農福連携に関する講演を行いました

令和5年1月16日(月)13:00~16:00に令和4年度農林水産政策研究所シンポジウム(オンライン)が行われ、400名を超える参加がありました。豊田教員は、「農作業を行う知的障害者および精神障害者の具体的な健康改善効果」というテーマで2つの研究成果を報告しました。

Ⅰ. 農作業が心体へ与える効果についての調査分析
農福連携に取組む全国の福祉事業所(就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労移行支援、生活介護、多機能型、および特例子会社)へ農作業が障害者にもたらす健康改善効果に関する調査を行い、障害者の健康改善率と改善理由について報告しました。
報告では、「適度な負荷の農作業は健康に好影響を与えまるが、農作業だけで結果が出るものではなく、本人の努力・意識改善、就労支援員や仲間の力、農作業を行う屋外環境などの相互作用による」ことが示されました。

Ⅱ. 農作業が精神機能(前頭前野賦活)に与える効果の検証
障害者を雇用して水耕栽培を行う企業の協力を得て、入社研修を終えた入社1か月後から、14カ月もしくは15カ月までの期間、障害者に実際のさし芽作業を一定時間行ってもらいながら前頭前野の脳血流を測定しました。
同じ作業を継続して行うことで、単位時間当たりのさし芽作業量が増加し、同時に、集中力や作業速度向上の基盤となる注意機能(精神機能の一つ)に関与する前頭極(前頭前野の先端部)の活動も活動開始前より活発になることが示されました。

シンポジウム講演資料などの詳細は、農林水産政策研究所HPをご覧ください。https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2022/20230116.html

 

 

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