豊田教員と兵庫県園芸療法士が益城町で園芸療法を活用した実践を行いました。

平成29年4月30日、兵庫県園芸療法士3名(浅井志穂さん、藤原博明さん、奥山 緑さん)と益城町にある惣領仮設団地集会所にて19名の住民の方と“園芸”を行いました。

準備から住民の皆様にお手伝いいただき、セルトレイやポリポットに花や野菜のタネをまきました。準備から一緒にお手伝いいただいたこともあり、活動ではすぐに打ち解け、住民のお話を伺いながら、ポジティブな気持ちになれるよう一同心掛けました。お茶会では「少し先の楽しみができました」、「楽しかったです」などの感想をいただきました。

内容:豆苗(トウミョウ)、九条ネギ、ハツカダイコンなど早く食べられる野菜と、ミニヒマワリ、コスモスをセルトレイやポリポットへ播種。

ねらい:
①発芽を通して生きるエネルギーを感じていただく。

②同時期に、仮設住宅の方々が栽培することで、生育状況、食べ方など共通の話題など、コミュニケーションツ ールの一つとなる

③これを機に、いままで部屋で過ごす時間が多かった人にとって、交流や屋外活動の機会が増える

後日、自治会長様より「まいたタネは、皆、芽が出てきました。GWに行った団地内の草刈りと野菜苗の植付けには、さらに多くの方が参加されるようになりましたよ」とのうれしいお話をいただきました。

一粒のタネが、団地に暮らす人、一人一人の生活の回復につながる時間を作ってくれるよう祈っています。
(文責 豊田)

   

  

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