本学の天野玉記講師が、スペインのマドリッドで行われました13回国際EMDR学会で発表しました。  

本学の天野玉記講師が、スペインのマドリッドで行われました13回国際EMDR学会で発表しました。
13回国際EMDR学会での発表の様子
13回国際EMDR学会での発表の様子

EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)は、PTSD(心的 外傷後ストレス障害)を治療するエビデンスのある心理療法です。
日本では、まだ1500人ほどの治療者しかいませんのであまり知られていませんが、海外ではPTSDの治療法として、とてもポピュラーな治療法で全世界で40,000人以上の心の専門家(精神科医、臨床心理士など)がライセンスを持っています。
 天野玉記講師はEMDRのライセンスを持つ臨床心理士で、東北の震災支援に大いに活用していますが、さらにEMDRの眼球運動がどのように脳を直接的に刺激し、PTSDを治療するのかという治療メカニズムを脳神経学的に解明するための研究をしています。
 この度、近赤外分光法(NIRS)という脳イメージングの機械で脳血流を測定したデータを元に、新しい仮説をスペインのマドリッドで行われた国際EMDRで発表しました。
 この新しい仮説に対しての注目度は高く、今後の研究に大いに期待されました。

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