科学研究費助成事業(基盤研究C)の一環として、植物や土に触れて脳を活性化させる「園芸療法」を活用した認知症予防の研究プログラムが、平性28年2月~7月にかけて、本校の他、兵庫県たつの市御津町の老人クラブ、淡路市の小規模多機能型居宅介護事業所で行われました。本校では、園芸をしている時の脳血流の増加について検証しました。
 たつの市では、月に1回町内の福祉会館に集まって一緒に野菜のたね播き、ハーブのさし芽、フラワーアレンジなどを楽しみ、家に持ち帰った野菜やハーブの生育状況と作業内容を毎日記録していただきました。水やりなどくり返し動作を日々行うことや植物の変化を見守り記録することで、脳の注意機能や記憶機能を刺激して機能低下を防ぐ効果が期待されます。淡路市では、月に2回、事業所で種まきやフラワーアレンジなどの活動を行いました。この研究では、脳血流の変化や認知機能検査から、脳の活性化や認知症予防効果を検証しています(担当:豊田正博)。

認知症予防
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