本校では、アメリカ合衆国のフィでリティ財団の全面的な財政支援のもと、同国のロングウッドガーデン(デュポン財団)およびイギリスのヒドコート・マナー・ガーデン(ナショナルトラスト)との間で研修生を交換しあう留学プログラムを実施しています。この交換研修プログラムは、一年の期間3期に分けて、三か国の研修生が三か国の研修地をローテーションしながら各国の庭園、園芸技術を学んでいく内容となっています。日本での研修では、淡路夢舞台にある奇跡の星の植物館での研修を中心として、京都での庭園実習、盆栽や生け花など日本の伝統庭園、園芸文化も習得します。海外では、それぞれのガーデンでの研修を中心として、周辺のさまざまなガーデンでの研修も含まれています。この研修の修了生は、研修の成果を生かして各国の有名庭園のリーダー的管理者として活躍していくことが期待されています(担当:平田富士男)。