アオノリュウゼツランの花が咲きました
アオノリュウゼツラン(Agave americana)はキジカクシ科リュウゼツラン亜科の植物でメキシコやアメリカ南西部原産の植物です。
もともと、斑入りのリュウゼツランが最初に日本に導入され、その後、斑の無いものが入ったために、区別するために「アオノ」が付いたとされています。
別名、センチュリープランツとも呼ばれており、100年に一回開花するという意味があります。しかし、実際には、数十年で開花することが多いようで、開花した株は枯れてしまいます。
淡路景観園芸学校にも多くの株が植栽されていますが、そのうちの一株が開花しています。
5月下旬くらいには、大きなアスパラガスの様な花茎が伸びており、その後2カ月で8m以上に伸びました。
7月下旬に開花が始まり、現在多くの花を咲かせています。
花が終わると実もできます。台風などが無ければ結実したものも見ていただけると思います。
場所は、景観園芸学校のキャンパスガーデンの入り口部分(学校の看板の近く)になります。
台風9号により、花茎が折れました(2021.8.9)
8月9日の朝に、花茎が途中から折れているのが発見されました。台風9号の強風による影響とみられます。