【SDGs達成に向けた取組み】まちづくりガーデナーテーマコース「ヤギ除草講座(導入編)」を開催しました_2022.10.17

人口減少や少子高齢化が進む現在、公園などの公共空間や畑などの農地など、あらゆる所・場面で施設の維持管理が課題となっています。緑や景観・環境を専門とする当校では、雑草を含む緑を効率的に管理し、素晴らしい淡路島の景観・環境の維持手法を検討する中で、2021年秋からヤギ除草の実践講座を開催しています。

今年も10月17日(月)「ヤギ除草講座(導入編)」を開催し、本校で飼育をしているヤギ2頭にふれあいながら、ヤギ除草を導入するにあたって必要となるヤギの飼育方法や必要な飼育環境についての講座を開催しました。

主な内容としては、ヤギを飼育するために必要となる小屋、日よけ、柵、繋ぎ方など設備のこと、草以外に必要な飼料や有毒な草などエサに関すること、日々の健康チェックや疾病予防など健康管理に関することなどです。講座終盤には、ヤギ除草を行っている方を講師に迎え、経験談を交えての意見交換会も行いました。

講義の様子


当日はあいにくの空模様でしたが、フィールドに出て、繋留用の杭や柵内放牧の柵を実際に見て、杭を設置するときの注意点や柵の強度、高さなどについて学び、ヤギ小屋の様子を見学した後、引き綱をつけての移動、飼料の給餌などを体験しました。

小雨の中、皆さん熱心に説明を聞いておられました
ヤギを移動する際の引き綱を引く力に驚かれている様子でした


講義後のアンケートをでは、ヤギ除草導入を前向きに検討するきっかけとなった、中級編の講座を開催してほしい等、ヤギ除草導入への意欲が感じられました。
11/17~11/30には、国営明石海峡公園(淡路地区) 淡路口ゲート近くの芝生広場にヤギが出張する予定です。
広々とした芝生でのんびり草を食べるヤギの姿をみていただけます。
この期間に国営明石海峡公園を訪れる方は、ぜひ、ヤギと触れ合ってくださいね。

ヤギのいる場所のイメージです(国営明石海峡公園 芝生広場)
キャンパス内のヤギの様子


草刈り機を使う除草とは異なり、のんびりと草を食べるヤギ除草には癒しの効果もあります。環境にやさしい除草方法が普及することで、陸の豊かさが守られ、住み続けられるまちにつながるかもしれません。



■ ニュースレター「ALPHA NEWS」を発行しました

ALPHA NEWS vol.1 _2022.05(PDF版)

SDGs推進の取り組み(リンク)

 

 

兵庫県庁SDGsWEEKとは・・

10月24日(月)から10月30日(日)の1週間、兵庫県庁は、全庁をあげてSDGs施策を集中的に実施します。これにより、兵庫県内のSDGsに取り組む機運を醸成し、オール兵庫でSDGsを推進することにより、社会課題の解決と地域の発展をめざします。

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