【第8回:研究科の学生の日常④】

今回は、淡路島での生活を満喫されている2年生の学生さんについてご紹介します。

 

Dさん(大学では農学部を専攻)

受験のきっかけ:大学では、農村風景のなかにダムなどの大きな構造物を造ったり、農業のためのインフラ整備を専門としていましたが、もっと景観になじむようなものを作れないかと考えていました。将来ランドスケープに携わる仕事に就きたいと思い、基礎から学べるこの大学院を選びました。

 

◆授業の履修について

絵をかいたり物を作ったりすることが好きなので、1年次、2年次共通して、デザインに関する授業はほとんどすべて履修しました。もともと自然や緑が好きで、里山活動の経験もあったので、現地見学や実地活動が多い保全分野の授業も履修していました。

活用デザイン演習で作成した模型


Q.履修した授業で就活等に役立ったことは?

生活空間デザイン演習や建築環境デザイン論では、動線やゾーニング、どんな景色が見えるのかを考えて図面を描くことを学びました。その経験が、インターン先で現場に案内された時も設計された方の説明がよく理解できて役立ちました。

Q.履修した授業で思い出深いものは?

 事例見学が一番楽しかったです。兵庫だけでなく大阪や京都、奈良、岡山、香川、高知などにも訪れ、庭園や植物園を見ることができ本当に素晴らしい経験になりました。専門的な知識のある人に案内してもらうと、また別の発見がありとても面白いです。

建築環境デザイン論で東山魁夷美術館を見学
園芸植物活用演習の授業で京都の白龍園を見学


Q.授業外での思い出

 コンペという都市計画や建築、造園の設計デザインの競技に2回参加しました。これは個人やチームで一つの作品を作るのですが、学生同士でいろいろな議論を交わしたり、何日も一緒に作品を仕上げたりして完成までもっていきます。しんどい時もありますが、その分出来上がったときの達成感はすごかったです。また、淡路島のカフェ巡りをしたり、地元の人と仲良くなって遊びに行ったりして、島の生活を楽しんでいます。

     写真左右)コンペ応募作品追い込み中


研究科1年生のグループが「2025 大阪・関西万博ランドスケープコンペ」で優秀賞を受賞しました

2020年度日本造園学会全国大会 学生公開デザインコンペで研究科学生が優秀賞を受賞しました

Q.この学校にしかないと思うことは?

 学校とガーデン、学生寮が同じ敷地内にあるので、学校全体が自分の家のような感覚になります(笑)学生もみんな違う分野からこの学校に来ているので、知らないことをたくさん友達からも学べます。自分から動けばなんでもできるのがこの学校のいいところだと思うので、チャレンジしたいことがある人はぜひ一度遊びに来てみてください!本当に、2年間と言いつつも体感的にはもっと濃密な時間を過ごせます。



 


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