神戸市兵庫区の狭小空き地をモデルガーデンに整備! 学生団体「空き地プロジェクト」の活動がスタートしました!
兵庫県立淡路景観園芸学校では、神戸市、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と協力し、密集市街地再生優先地区である兵庫北部地区で、空地を活用した地域課題の解決及び地域の価値向上に向けた取り組みを始めます。特に本校の学生や教員が設立した「空き地プロジェクト(代表 駒ヶ嶺光)」が空き地活用の企画と実践を担い、地域の防災空地やUR都市機構所有地が、地域の魅力となる空間になるよう取り組んでいきます。
・3者協定の内容
https://web.pref.hyogo.lg.jp/alc01/press/20240708.html
・空き地プロジェクトの取り組み:
空き地に生えている雑草の中で、ドライフラワーなど加工可能な植物は販売、空き地の管理費に充て、活用の難しい植物はバイオネスト(腐葉土を作る枯れ枝で出来たサークル状の装置)で腐葉土にし、それも地域に還元しようと考えています。このような空き地の持続的活用・循環システムにより、魅力的なまちづくりを行っていきます。また、空き地活用の担い手として近隣の夢野台高校と連携しているのも特徴で、菜園活動やバイオネストに棲む昆虫の調査活動など、多彩なテーマで当該地区に関わってもらっています。活動の様子はInstagramから。
・活動拠点整備:
その活動拠点となる場所がこのたび完成、お披露目会を開催しました。場所は「神戸市兵庫区菊水町8丁目3-17」の空き地で、URの土地と隣地の個人所有の土地を合わせたおよそ100㎡の土地を改修、モデルガーデンとして整備いたしました。ドライフラワーに使われる植物を集めたガーデンや,小さいスペースでも多品種を紹介したエディブルガーデン(菜園)など、テーマを持たせたガーデンがあるのが特徴です。またドライフラワーの制作体験会を開催するなどワークショップも今後おこなっていく予定です。