研究科1年生の章琨さんがGlobal Landscape Architecture Conference Taipeiで、 EXCELLENT AWARDを受賞しました

2024年10月8日から10日にかけて、台湾の台北でGlobal Landscape Architecture Conferenceが開催され、その中のプログラムであるStudent Charretteにて、研究科1年生の章琨さんの所属するグループがEXCELLENT AWARDを受賞しました。

本プログラムは、ランドスケープアーキテクチャを目指す世界中の学生を結びつける集中的なデザインワークショップで、台北での「2024グローバル ランドス ケープ アーキテクチャ カンファレンスの一部」であるとともに「IFLA グロー バル スタジオ プログラム (GSP)」 の1つでもあります。具体的には60人の学生が世界中から選抜、10の小グループに分け、台北市の中心部に位置する圓山地区を対象に、持続可能なランドスケープの計画とデザインを提案します。

章さんが所属するグループは、都市農業のあり方を提案、村の発展形態を把握するとともに、敷地の潜在的な可能性のあるスペース(屋根、オープンスペース、 緑地、道路など)を特定、提案では都市と農業文化を統合すべく、農業ビジネス、 農業観光、農業技術の要素を盛り込んだランドスケープデザインを5つのサイトで提案しました。

◆研究科1年の章琨さんの感想
私は、このような国際的なデザインキャンプに参加するのは今回が初めてで、未知への不安もありましたが期待感も大きかったです。7月のオンライン説明会から8月の各国の先生方によるオンライン授業、そして9月にはチームメンバーと頻繁にワークショップを行いました。時差の関係でミーティングが終わると日本ではすでに深夜ということもよくありました。

10月には台湾で4日間の対面活動に参加しました。台湾に行くのは今回が初めてで、とても興奮しましたし、このような機会を与えてくださった学校と先生方に心から感謝しています。やるべきことが多かったため、初日から2日間は台湾の街を駆け巡りながら現地調査を行い、夜は学生会館で設計図を描いたり案を議論したりしていました。とても忙しかったですが、チームワークのおかげでメンバ ーとすぐに打ち解けることができました。

今回ワークショップを通じて、多くの国の学生と知り合い、それぞれの視点や考え方を聞くことができました。また、新しいソフトウェアのスキルもたくさん学びました。さらに、英語力が飛躍的に向上したのも大きな成果です。グループメ ンバーがさまざまな国の出身だったため、英語、日本語、中国語を交えて話すことがあり、それがとても面白かったです。さらには、タイ語のフレーズもいくつか覚えました。

今回の活動に参加して、私が最も強く感じたのは、「世界は繋がっている」ということです。若者たちのエネルギーに触れ、この世界にはまだ希望があるのだと実感しました。また、各国の先生方からそれぞれ異なる文化や知識を学ぶことができました。帰りの飛行機の中でも興奮が冷めやらず、いつかまたみんなとどこかで再会できる日を楽しみにしています。

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