南あわじ市福良地区でコミュニティ・プランナー実践論の成果発表会を開催しました

7月23日、南あわじ市福良地区でコミュニティ・プランナー実践論(CP実践論)の成果発表会を開催しました。

本授業は兵庫県立大学の学部1年生を対象に、ビジネス(経営学部)、ケア(看護学部)、デザイン(環境人間学部・緑環境景観マネジメント研究科)のノウハウを用いながら持続可能な社会を実現する人材を育成するプログラムで、3年間福良地区に関わることや徹底したフィールドワークなど、特徴の多い内容となっています。さらに本事業は文部科学省の大学間連携事業に基づき宮城大学と連携、学生同士が遠隔システムを用いて交流するなどの機会もあります。

CP実践論はそのような特徴を有するプログラムの2年目に開講している授業で、昨年度に引き続き福良地区で開催されました。今年度は既存商品の販売促進を図る「販売促進班」、新たな特産品を検討する「特産品開発班」、観光客と地域住民との交流のあり方やプログラムを検討する「観光交流班」、地域住民同士の交流を深めるプログラムを検討する「地域交流班」、福良地域が拠点化を勧めている長船邸の解体と活用を検討する「空き家活用班」の5班に分かれて活動に取り組みました。特に6月から7月にかけて、試作品の制作やヒアリング等の意識調査、空き家の解体など、実際に試行しながら事業計画を立案、7月23日の発表会ではその成果を発表しました。

当日は、実際に解体や造作を行っている空き家から中継するなど、昨年度と比較してより地域により深く関わっている様子が伝わってきました。今後は今回の事業計画案をブラッシュアップし次年度に向けて実施準備を進めていきたいと思います(嶽山)。

コミュニティ・プランナー実践論(CP実践論)の成果発表会
コミュニティ・プランナー実践論(CP実践論)の成果発表会
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