2019年10月27日に開催されました日本造園学会関西支部にて、2年生の高橋里佳さんがポスター発表を行い、見事に日本造園学会関西支部賞を受賞しました。出展数は17題で受賞者はそのうち2題という狭き門でした。

研究内容は、南あわじ市の阿万地区を対象に、玉ねぎ小屋の立地環境と利用実態を調査したもので、分布特性としては、農地に分散的に立地している「分散型」と、海風を防ぐ防風林に囲われた玉ねぎ畑とそれとは反対に海風が当たる防風林の手前に整列して立地する「整列＋防風林型」の２タイプが存在すること、利用形態としては農業用機材や資材を置く倉庫としての使い方が６割と最も多く占めていること、玉ねぎ小屋に対する生産者と島外住民との意識としては、総じて島外住民の方が魅力的に感じていることなどを明らかにしました。