【SDGs達成に向けた取組み】特定外来植物ナルトサワギクの防除活動を行っています ― 草木染に利用することによる環境保全活動の活性化

特定外来生物とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から特定外来生物法で指定されたものです。
ナルトサワギク(Senecio madagascariensis Poiret)は2006(平成17)年2月に特定外来生物に指定された南アフリカおよびマダガスカル原産のキク科キオン属の植物です。家畜への健康被害が生じているため、オーストラリアなどでは牧場や採草地への拡大に対し注意喚起されており、兵庫県淡路島においても、生物多様性のみならず畜産業など生業への影響も懸念されます。
淡路島では特に南部を中心に分布の拡大が著しく、当校でもこれまで分布調査や防除手法の検討を行い、学生や地域の方々と協力して防除活動も実施してきました。しかしながら、防除活動には多くの人の参加が必要であり、特定外来生物、ナルトサワギクの生態や防除法について広く知ってもらうことが課題となっています。

本校では、特定外来生物の防除活動で抜き取る「ナルトワサギク」の結実前の花を草木染に利用することで、楽しみながら外来種駆除を行う体験講座も行っています。


染色のための結実前の花の採取
ナルトサワギクの抜き取り作業の様子
ナルトサワギクの花で染色したウール毛糸


令和4年度 花と緑のまちづくり指導者養成講座
「まちづくりガーデナーテーマコース」
特定外来植物ナルトサワギク 駆除して、草木染め!
  実 施 日 :2022年11月20日(日)
  実施場所:あわじ花山水(洲本市千草戊60)
  ※ 現在お申込み受付中です。お申込みについてはこちら

 

 

 



      


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