<15日、盛岡市での講演会の新聞記事です。>

盛岡市医師会(臼井康雄会長)主催の第2回メンタルヘルス研修会は15日午後7時から、盛岡市大通1丁目の岩手教育会館大ホールで開かれる。精神科医で臨床心理士の白川美也子さん(昭和大精神医学教室)が「災害後のこころ―PTSDや複雑性悲嘆の理解と私たちにできること」と題して講演する。
 東日本大震災から3カ月。被災地では徐々に復興が進む一方、新たに精神的な問題を抱えた被災者への対応や、内陸部へ転校してきた児童生徒へのより良い関わりのためにも、「災害後のこころ」への幅広い理解が求められている。
 白川さんは、不眠や不安といった災害後の心の問題の多くは、異常な体験に対する通常の反応であること、一方で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や複雑性悲嘆といった治療が必要な状態との違いを整理。災害後の通常の心理が後にPTSDや複雑性悲嘆に発展しないために、一人一人がセルフケアとして、あるいは他の人と共に、コミュニティーレベルでできることについて講演する。
 兵庫県立淡路景観園芸学校の天野玉記さんのミニ講演「阪神淡路より被災地に花を~園芸療法により心の癒やし」もある。
 参加無料。問い合わせは市医師会事務局(019・625・5311、ファクス019・651・9822)へ。

 ネットでも紹介されています。
  http://opentolove.exblog.jp/12824807/

 

<18日、震災支援をされているグループの会で、園芸療法による支援の研修会を開催します>
 本校の非常勤講師でもあり、日本の「園芸療法」の第一人者であるグロッセ世津子先生(岩手)と一緒に園芸療法による震災支援を紹介します。

[詳しい事をお知りになりたい場合は下記アドレスまでお問い合わせください]  
    tamaki_amano@awaji.ac.jp

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