大藪 崇司 / OYABU Takashi
景観植物資源部門
造園樹木学研究室
主任景観園芸専門員
兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科准教授
経歴
1999年 大阪府立大学大学院農学生命科学研究科博士後期課程入学
2000年 京都市建設局
2003年 大阪府立大学大学院農学生命科学研究科博士後期課程修了
2005年 兵庫県立大学自然・環境科学研究所講師/兵庫県立淡路景観園芸学校教員
2009年 兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師/兵庫県立淡路景観園芸学校教員
2014年 兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科准教授/兵庫県立淡路景観園芸学校教員
教育活動
担当科目
・保全管理基礎演習(分担)
・樹木植栽管理論(主担)
・樹木植栽管理演習(主担)
・反復型インターンシップ(分担)
・緑環境景観マネジメント企画演習(分担)
・保全管理実践演習(分担)
・造園施工演習(分担)
・花と緑のまちづくりガーデナーコース、本科コース(分担)講師
・園芸療法課程、植物関連特論(分担)講師
社会活動
学会
・日本緑化工学会
・日本造園学会
・環境情報科学学会
委員会
・県立淡路島公園管理運営協議会委員(兵庫県淡路県民局)
・県民まちなみ緑化事業検討委員会委員(公益財団法人兵庫県園芸・公園協会 花と緑のまちづくりセンター)
・森林・水環境保全のための実証活動支援事業(国際緑化推進センター)
資格
・街路樹剪定士(2001)
・樹木医(2004)
・技術士 建設環境部門(2005)
・危険物取扱者(2007)
・造園技能検定2級(2008)
・玉がけ講習(2011)
・小型移動式クレーン講習(2011)
・刈払機取扱作業者講習(2014))
・ドローン操縦国土交通省申請(2016)
研究活動
研究助成
(1)淡路夢舞台花木林苑樹木調査,財団法人淡路花博記念事業協会,兵庫県
(2)淡路夢舞台花木林苑樹木調査,財団法人淡路花博記念事業協会,兵庫県
(3)淡路市富島地区街路等緑化木植栽試験,淡路市
(4)内モンゴル地区毛烏素砂地の植生調査,和歌山大学
(5)平成19年度兵庫県立淡路景観園芸学校共同研究
(6)平成19年度淡路市富島地区街路等緑化木植栽試験,淡路市
(7)2007年度 淡路夢舞台花木林苑樹木調査,財団法人淡路花博記念事業協会,兵庫県
(8)2007年度 兵庫県立淡路景観園芸学校在外研究費(中国内モンゴル自治区)
(9)2007年度 兵庫県立大学特別教育研究助成金(カザフスタン共和国渡航費)
(10)平成19年度地球環境基金(カザフスタン共和国内活動費)
(11)2008年度 淡路夢舞台花木林苑再生事業,財団法人淡路花博記念事業協会,兵庫県
(12)2008年度 兵庫県立淡路景観園芸学校在外研究費(中国内モンゴル自治区)
(13)2008年度 兵庫県立大学特別教育研究助成金(中国大同市渡航費)
(14)淡路景観園芸学校タスクフォース型共同研究
(15)淡路くにうみ協会「淡路島花の名所づくり」事業助成
(16)こころ豊かな美しい淡路推進会議「サクラの名所づくりによる洲本市五色町の地域振興」地域づくり活動応援事業助成
(17)トヨタ開発品種の環境改善効果(CO2固定量他)の測定と手法の標準化,トヨタ自動車
(18)ケニア森林・水環境保全のための実証活動支援事業,旅費,国際緑化推進センター
(19)2009年度 兵庫県立大学特別教育研究助成金(中国ホルチン沙地渡航費)
(20)平成22年度兵庫県立大学特別教育研究助成金
(21)ケニア森林・水環境保全のための実証活動支援事業,旅費,国際緑化推進センター
(22)トヨタ開発品種の環境改善効果(CO2固定量他)の測定と手法の標準化,トヨタ自動車株式会社
(23)トヨタ開発品種のNOx・SOx吸収能力の評価と測定手法の標準化,トヨタ自動車
(24)淡路くにうみ協会「花の札所拡充事業」助成
(25)良好な街路空間の形成に向けた街路樹の適正管理手法の検討,財団法人兵庫県園芸・公園協会
(26)土壌化学性の改質による外来植物の防除技術の開発,国土防災技術株式会社
(27)科研基盤B海外 乾燥地における植林が地域の水収支に与える影響についての研究
論文(査読論文のみ)
・衛星画像を用いたアラル海・シルダリア下流域の湿地帯変遷とダム建設後の修復状況の評価(2010.11)堀川真弘,津山幾太郎,大藪崇司,守村敦郎,森本幸裕,環境情報科学論文集24,25-30.
・ハナミズキの樹形コントロールを目的とした根系切断(2010.11)渡邉英一・大藪崇司・澤田佳宏・橋本啓史・山本聡・藤原道郞,環境情報科学論文集24,73-76.
・愛・地球博記念公園におけるナラ類萎凋病被害対策にかかる管理費用の検討(2010.11)大藪崇司・尾関由衣・堀川真弘・澤田佳宏・山本聡・藤原道郞,環境情報科学論文集24,55-60.
・昭和前期における樹木治療法の継承および治療主体の変遷(2010.9)兼村星志、大藪崇司,日本緑化工学会誌36巻,1号,57-62.
・地上型レーザスキャナを用いた3次元環境計測における樹高推定法の検証(2009.9)戸田健太郎,中村彰宏,大藪崇司,前中久行,日本緑化工学会誌
35巻,1号,69-74.
・環境緑化時代の黎明記における樹木治療の起源(2009.9)兼村星志、大藪崇司、田林葉,日本緑化工学会誌35巻,1号,81-86.
・毛烏素沙地における地下水面からの比高によるAgriphylum squarrosum (L.) Moq.(沙米)の分布の違い(2009.9)大藪崇司,張国盛,渡邉英一,吉水祥平,戸田健太郎,水野由芽,三木直子,王林和,吉川賢,日本緑化工学会誌
35巻,1号,39-44.
・戸建住宅における庭木のCO2削減効果評価に基づく緑化推進の可能性(2008.11)吉水祥平・大藪崇司・澤田佳宏・山本聡・藤原道郎,第22回環境情報科学論文集,97-102.
・剪定枝葉を使用したチップマルチング材の公園内利用の可能性(2008.11)原田麻美・大藪崇司・一ノ瀬友博,第22回環境情報科学論文集,399-404.
・淡路島北部における竹林拡大の現状と竹林タイプ別管理(2008.11)本江美智子・藤原道郎・山本聡・大藪崇司・美濃伸之・柴田昌三,Hikobia15,193-204.
・戸建住宅の植栽モデルプランを用いた庭木のCO2 削減効果の評価(2008.8)吉水祥平・大藪崇司・山本聡・澤田佳宏・藤原道郎,日本緑化工学会誌34巻,1号,121-126.
・イヌケホシダの潜在分布域と気候変化シナリオに基づく分布変化の予測(2008.8)堀川真弘・村上健太郎・津山幾太郎・大藪崇司・松井哲哉・森本幸裕・田中信行,日本緑化工学会誌34巻,1号,85-90.
・中国内蒙古毛烏素沙地における過放牧指標植物である牛心朴子(Cynanchum komarovii Al. Iljinski) の分布と地下水位の関係(2008.8)大藪崇司,戸田健太郎・水野由芽・吉水祥平・堀川真弘・張国盛・三木直子・王林和・吉川賢,日本緑化工学会誌34巻,1号,33-38.
・淡路夢舞台花木林苑でのハナミズキ植栽環境の把握及び土壌改良による樹勢回復の可能性(2007.12)高梨智子,大藪崇司,藤原道郎,山本聡,小野由紀子,上田博文,ランドスケープ研究71巻,5号,873-878.
・海岸クロマツ林におけるクロマツ大径木由来の実生の定着適地(2007.12)藤原道郎,大藪崇司,澤田佳宏,岩崎寛,山本聡,日本海岸林学会誌7巻,1号,25-30.
・土壌交換性ナトリウム濃度を環境指標とした海岸埋立地に植栽された2 樹種の成育評価(2007.11)井上悠香,大藪崇司,藤原道郎,山本聡,第21回環境情報科学論文集,81-86.
・日本国内に植栽されたユーカリ樹木の生理生態と大型菌類の発生消長(2007.11)大藪崇司,折原貴道,岩瀬剛二,第21回環境情報科学論文集,65-68.
・毛烏素砂地におけるAgriphylum squarrosum(L.)Moq.(沙米)の地下水位による発現頻度の違いと光合成特性(2007.8)大藪崇司,戸田健太郎,水野由芽,中島敦司,日本緑化工学会誌33巻,1号,95-99.
・名勝に指定されている海岸クロマツ林におけるクロマツ大径木の樹齢と年輪成長(2007.6)藤原道郎,岩崎寛,大藪崇司,澤田佳宏,日本海岸林学会誌6巻,2号,19-22.
・淡路島におけるナルトサワギクの生育特性の解明および拡大防止のための情報発信(2006.11)上原裕子,大藪崇司,山本聡,岩崎寛,藤原道郎,第20回環境情報科学論文集,77-80
・ 住民へのアンケートによる京都市内の街路空間における植物栽培の実態調査(2004.5),大藪崇司,下村孝,小松さち恵,ランドスケープ研究,67(5),pp.717-722
・ 京都市における街路樹植枡周辺での住民による植物栽培の実態(2004.3),下村孝,小松さち恵,大藪崇司,人間・植物関係学会雑誌,3(2),pp.6-11
・ 擁壁緑化における4樹種の生育評価 -植栽後3年の気象要因の影響-(2002.9),大藪崇司,柴田昌三,新畑学,森本幸裕,小橋澄治,日本緑化工学会誌,28(1),pp.61-66
・ ビオトープ「いのちの森」における材上生菌類(2001.10),下野義人,小林久泰,大藪崇司,田中安代,川島聡子,普代貴子,岩瀬剛二,関西自然保護機構報,23(1),pp.31-44
・ 全国10ヵ所のモデル擁壁を用いた緑化に関する実験的研究(2000.6),大藪崇司,柴田昌三,新畑学,森本幸裕,小橋澄治,日本緑化工学会誌,25(4),pp.355-360
・ 丸亀城改修に伴う予測景観とその評価に関する研究(2000.5),大藪崇司,増田拓朗,ランドスケープ研究,63(5),pp.551-554
・ 擁壁緑化支援システムの構築に関する研究(1999.11),大藪崇司,新畑学,小橋澄治,森本幸裕,第13回環境情報科学論文集,pp.67-72
著書
・樹木医が教える緑化樹木事典―病気・虫害・管理のコツがすぐわかる!(2009.6)16種31頁分を執筆,誠文堂新光社,pp.336
・成熟型ランドスケープの創出―緑環境景観マネジメント (2009.4)3-3道路空間の植栽を執筆,ソフトサイエンス社,pp.254
・立体緑化による環境共生(2005.3)「4章3節 土木構造物の種類と構造」(118-124.)を執筆,ソフトサイエンス社,pp.323
・ いのちの森 生物親和都市の理論と実践(2005.3) 2-3都市緑地の菌類pp.130-151を岩瀬剛二,下野義人,大藪崇司にて共著,京都大学学術出版会,pp.397
・ 文化財庭園の保存管理技術(2003.8)無鄰菴における近年庭園管理pp.112-117,京都造形芸術大学日本庭園研究センター,pp.127