兵庫県立淡路景観園芸学校開学20周年記念式典を平成30年10月13日(土)に開催しました。
当日は、式典に先立って教員の解説付き学内庭園の見学ツアーを開催し、授業で作成したカラーガーデンや教員による研究の一環でリニューアルを行ったロックガーデン、淡路島くにうみ協会が淡路花祭2018秋の一環として本校敷地で開催している高校生ガーデンや本校からの参考出展、紅葉の始まった日本庭園など、秋のキャンパスの景観を皆様に堪能いただきました。
式典では、最初に「学校のあゆみとこれから」について、准教授の澤田佳宏から紹介があり、変化し続けながら学校を発展させていく決意を述べました。
続いて、学長の中瀬勲および井戸敏三兵庫県知事からあいさつの後、来賓の方々から御祝辞を頂き、日本造園学会長の横張真様から基調講演をいただきました。
基調講演では、「これからのランドスケープの保全・整備の方向性とその教育研究」と題して、緑の分野におさまるのではなく、多くの分野との融合の大切さや専門性の異なる人の協働の時代から、個々人がそれぞれマルチタスクで業務を行う時代となるべきであり、淡路景観園芸学校のカリキュラムはまさにそのような人材育成を企図しているとの内容を話されました。
最後に名誉学長の熊谷洋一から学校へのエールが送られ、研究科長の美濃伸之からの挨拶により式典は終了しました。
当日は、150名を超える方に出席頂き、盛会の内に式典を終えることが出来ました。