藤原 道郎 FUJIHARA MICHIRO 景観植物資源部門・教授
植生図の利活用

 植生景観の空間的な分布であるパターンとそれらの時間的変化であるプロセスを明らかにするためには,現存植生図,旧版地形図,迅速図,空中写真,衛星画像などを用います.
特に現在環境省が整備している植生図は植物社会学的植生調査を基にしており,生物多様性の基礎資料として有効です.
 さらに詳細な植生図は空中写真や現地調査により作成することになりますが,それら植生図には地域の特徴を示す情報がたくさん埋もれています.

海浜植生との共存を目指した多機能な海岸林

 海岸林の多くは防風,防砂などのために地域の人々が長い間かけて植栽してきたものです. 津波被害の軽減など含め防災機能に着目されています.しかし,植栽前の立地は砂浜であり,日本でわずかに残存した海浜植生の上に植栽されたものでもあります.
 そこで,海岸林を適切に維持管理することにより,各地の海浜植生を含む自然環境との共存を図ることが重要です.
 東日本大震災の復興においても,人為的な防潮堤や海岸林の一様な創出ではなく,この本来の自然は何か,という視点が重要であり,そのことにより持続可能な安全安心な社会も築くことができると考えています.
 海岸林には多様な生態系サービスがあり,それらの解明と利活用が地域活性にも貢献すると考え,具体的な調査や維持管理活動を通じて,持続可能な淡路島の実現と淡路島からの発信を目指しています.

地域資源としての自然環境

 日本の暖温帯域において竹林(特にモウソウチク)の拡大が問題となっています.植生図や現地調査をもとに,その分布や面積・材積の特定を行うとともに,竹林をいくつかのタイプに分け,具体的な管理目標を設定し,間伐等を含む一連の管理作業も実施しています.これらは学生演習だけでなく,市民向けのセミナーや協働事業などでも行っています.
 タケを防除する対象としてではなく,地域の資源として捉えて利活用につなげたいと考えています.少しずつ前進していると感じています.
 淡路島にはニホンジカやイノシシなどの鳥獣害も発生していますが,地域資源となり得ないか模索中です.学生も地域の皆様方とともに活動し,様々なアイディアを実現していくことから地域がもっと面白くなると考えます.

 

藤原道郎プロフィール

藤原 道郎 / FUJIHARA Michiro
藤原 道郎
景観植物資源部門 
造園樹木研究室
主任景観園芸専門員(校長) 
兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科教授
                         (研究科長)
経歴
1985年 広島大学教育学部教科教育学科理科教育専修卒業(教育学士)
1988年 広島大学大学院理学研究科植物学専攻博士課程前期修了(理学修士)
1992年 広島大学大学院理学研究科植物学専攻博士課程後期単位取得(博士(理学))
1992年 千葉県立中央博物館環境教育研究科研究員(~2002年)
1999年 岐阜大学流域環境研究センター客員助教授(~2001年)
1999年 国際協力事業団(JICA)短期専門家(景観生態学,マラウイ共和国)
1999年 千葉大学非常勤講師(博物館資料論D,博物館情報・経営論)(~2002年)
2002年 姫路工業大学自然・環境科学研究所助教授
      兵庫県立淡路景観園芸学校主任景観園芸専門員を兼務
2004年 兵庫県立大学自然・環境科学研究所助教授(改組により名称変更)
      兵庫県立淡路景観園芸学校主任景観園芸専門員を兼務
2006年 兵庫県立大学自然・環境科学研究所 教授
2009年 兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 教授
2013年 兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 教授(研究科長補佐)
2015年 兵庫県立淡路景観園芸学校校長
      兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 教授(研究科長)
      現在に至る
教育活動
担当科目

大学院
基礎科目
 ・緑環境景観マネジメント概論(分担)
 ・植生景観構造論講義(主担)
 ・保全管理基礎演習(主担)
応用科目
 ・樹木植栽管理演習(分担)
 ・里地里山の保全管理演習(分担)
 ・反復型インターンシップ(分担)
発展科目
 ・緑環境景観マネジメント企画演習(分担)
 ・保全管理実践演習(主担)

学部
 ・COC概論
 ・COC地域実践演習

園芸療法課程
・「植物学特論」講師

生涯学習花と緑のまちづくり本科コース
・「日本の植生と地域性」講師

テーマコース
・自然観察指導員講習会(分担)
・竹林の維持管理手法の習得(分担)

その他
・植生研究会
社会活動
学会

・日本生態学会(1985年~)
・日本森林学会(1985年~)
・日本環境教育学会(1990年~)
・日本環境教育学会全国大会実行委員会委員(1994~1995年)
・日本森林立地学会(1990年~)
・日本生物教育学会(1991年~)
・日本生物教育学会全国大会実行委員会委員(1996年,2010~2012年)
・国際景観生態学会日本支部(1992年~2002年日本景観生態学会に改組)
・日本景観生態学会(2002年~)
・日本景観生態学会監査(2002~2006年)
・日本景観生態学会編集幹事・編集委員長(2011~2015年)
・日本景観生態学会幹事長(2016年~)
・日本エコミュージアム研究会(1995年~)
・植生学会(1999年~)
・植生学会企画委員(2008年~2014)
・植生学会関西地区委員(2011年~2014)
・植生学会企画委員会委員長(2011年~2014)
・植生学会第16回大会(神戸)実行委員長(2010~2011年)
・日本海岸林学会(2007年~)
・日本海岸林学会評議員(2010年~)
・日本造園学会(2001年~)
・International Association for Landscape Ecology(1992年~)
・International Association for Vegetation Science(1992年~)
・Landscape and Ecological Engineering誌編集委員
・HIKOBIA誌編集委員


(講演・シンポジウム)
・環境立島淡路島島民会議総会環境コミュニティ宣言解説2011.3.11(兵庫県淡路県民局)
・淡路島公園インタープリター養成講座「淡路島公園の自然」講師 2011.2.27(淡路市)
・平成22年度竹資源利活用講習会「竹林の管理」講師2010.12.8(兵庫県民局森林林業課)
・平成22年度特定外来生物防除講習会「ナルトサワギクの防除」講師2010.11.2(兵庫県民局生活環境課)
・第16回サイエンスカフェくましろ「特定外来生物「ナルトサワギク」-放棄耕作地に分布拡大中-」講師2010.7.30(サイエンスカフェくましろ)
・環境フォーラムin淡路島「淡路島の自然」講演2010.5.15(環境フォーラムin淡路島実行委員会)
・淡路島公園インタープリター養成講座「淡路島公園の自然」講師 2010.2.20(淡路市)
・平成21年度特定外来生物防除講習会「ナルトサワギクの防除」講師2009.10.4(兵庫県民局生活環境課)
・平成21年度竹資源利活用講習会「竹林の管理」講師2009.12.5(兵庫県民局森林林業課,景観園芸学校共催)
・「竹林管理・竹資源利用研修会」講師 2009.12.5(淡路県民局主催,景観園芸学校共催)
・平成20年度松食い虫防除活動研修会現地検討会「慶野松原の保全活動」講師2009.3.8(兵庫県豊かな森づくり課)
・淡路島公園インタープリター養成講座「淡路島公園の自然」講師 2008.12.12(淡路市)
・G8環境大臣会合プレフォーラムin淡路,パネルディスカッション  『「きれいな地球・淡路島」をつくっていくために、私たちにできること』パネラー,2008.5.10(洲本市)
・植生学会シンポジウム「自然再生への植生学の応用」司会((20008)神戸市)
・淡路県民局竹資源利活用フォーラム「基調講演:淡路島の竹林の現状」(2008.2)(洲本市)
・淡路県民局竹資源利活用フォーラム「パネルディスカッションコーディネイター」(2008)(洲本市)
・第三回あわじ総合緑花プラン推進フォーラム「基調講演:自生種を用いた緑花の可能性と課題」(2008.2)(洲本市) 
・第三回あわじ総合緑花プラン推進フォーラム「パネルディスカッション:淡路らしい緑花を目指して」パネリスト(2008)(洲本市)
・第17回日本景観生態学会大会公開シンポジウム、都市と自然のあいだ—ミドルランドスケープの保全と管理—「招待講演:兵庫県における里山林整備事業への関わり」(2008)(福岡市)
・第16回日本海岸林学会シンポジウム-松枯れ後の海岸林-「招待講演:松枯れ後の海岸林と地域性」(2008)(掛川市)
・日本景観生態学会第17回大会シンポジウムパネリスト 九州産業大学(2007)
・日本自然保護協会プロ・ナトゥーラ・ファンド 第1回 テーマシンポジウム「市民参加のモニタリングから考える里山の保全方策:広い目で見た宍塚の里山」発表者(日本自然保護協会)土浦市民会館(2006)
・徳島保全生物研究会 第1回シンポジウム講師.(2005)
・南あわじ市立御原中学校での環境教育授業(南あわじ市立御原中学校)(2005)

(児童を対象とした環境教育)
・淡路市立学習小学校講師 対象;小学3年生児童約46名.講師;藤原道郎・山本ジェイミー・久野航(2012.5.学習小学校・淡路市)
・淡路市立学習小学校講師 対象;小学3年生児童約33名.講師;藤原道郎・緑環境景観マネジメント研究科2期生(2011.7.淡路景観園芸学校・淡路市)
・淡路市立学習小学校講師 対象;小学3年生児童約33名.講師;藤原道郎(2011.5.学習小学校・淡路市)
・淡路市立育波小学校講師 対象;全学年児童約100名.講師;澤田佳宏・藤原道郎・景観園芸学校10期生17名(2009.11.6.育波川・淡路市)
・淡路市立育波小学校 水辺の楽校講師「草の王冠づくり(1・2年)」「たねの図鑑をつくろう(3・4年)」「植物観察散歩(5・6年)」対象;全学年児童約100名.講師;澤田佳宏・藤原道郎・景観園芸学校10期生17名(2008.11.6.育波川・淡路市)
・雑誌SOTOKOTO編集部,SOTOKOTO環境移動教室講師「なかがきさんちの田んぼで遊ぼう」「実習林プレイパーク」「絵島で磯の生きものを見よう」「環境修復ゾーンでの自然観察会」対象;児童7名と保護者・雑誌編集スタッフ.講師;藤原道郎・澤田佳宏・大藪崇司(2008.7.26-27.兵庫県立淡路景観園芸学校ほか・淡路市)

(広報活動支援)
・パンフレット「慶野松原の管理に従事する方のための海浜植物・海浜植生ガイド」作成.(2008年3月)南あわじ市教育委員会.

委員会
・淡路市環境審議会会長(淡路市)(2013-)
・淡路市環境基本計画策定事業プロポーザル候補者選定審議会委員(淡路市)(2013-2014)
・淡路市バイオマス利活用推進計画委員会委員長(淡路市)(2013-2014)
・自然環境保全基礎調査植生図活用技術手法検討委員会委員(環境省)(2006-) 
・県立淡路島公園管理運営協議会自然環境部会委員(兵庫県淡路県民局)(2006-)
・県立淡路島公園石の寝屋緑地懇話会会長(兵庫県淡路県民局)(2008-)
・環境立島淡路島島民会議推進部会長(兵庫県淡路県民局)(2009-)
・環境立島淡路島島民会議副会長(兵庫県淡路県民局)(2009-)
・淡路島生物多様性協議会委員(兵庫県淡路県民局)(2009-)
・西播磨ふるさとの風景づくりコンクール審査委員会審査委員(兵庫県西播磨県民局)(2006-)
・県立コウノトリの郷公園運営委員会委員(県立コウノトリの郷公園)(2003-)
・慶野松原保存管理計画策定委員会委員(南あわじ市)(2002-)
・貴重な野生生物等(植物群落)専門委員会委員 (兵庫県)(2007-2009)
・外来生物対応方策検討委員会委員 (兵庫県)(2007-2009)
・淡路竹資源調査委員会委員長(兵庫県淡路県民局)(2007-2009) 
・第7回自然環境保全基礎調査植生図関東ブロック委員(環境省)(2000-2008)
・三原川水系河川整備計画懇談会委員 委員長代行(兵庫県淡路県民局)(2006-2008)
・洲本川水系河川整備計画策定委員会委員 (兵庫県淡路県民局)(2006-2008)
・淡路地域水害対策検討委員会」委員(2004.10-2005.3)
・いなみ野ため池ミュージアム・客員キュレーター(兵庫県東播磨県民局)
・西播磨花の郷選定委員会委員(兵庫県西播磨県民局)
・里山林再生事業アドバイザー(社団法人兵庫みどり公社)
・環境省自然環境保全基礎調査検討委員会委員(生態系総合モニタリング分科会)(1999-2004.3)
論文
● 遠藤健彦・藤原道郎・大薮崇司・澤田佳宏・山本聡(2016)淡路島の海岸クロマツ林における地域住民の実感としての生態系サービス. 日本海岸林学会誌 15: 1-7.

● 金丸拓央・澤田佳宏・山本 聡・藤原道郎・大藪崇司・梅原 徹(2015.2)外来水生植物オオフサモ Myriophyllum aquaticum (Vell.) Verdc.の駆除手法の検討.日本緑化工学会誌 40(3),437-445
● Harada I., K. Hara, J. Park, I. Asanuma, M. Tomita, D. Hasegawa, M. Fujihara. (2015.5) Monitoring of rapid land cover changes in eastern Japan using Terra/MODIS data. International Archives of the Photogrammetry, Remote Sensing & Spatial Information Sciences. 4/28/2015, Vol. 40-7/W3, p403-408. 6p.


● Fujihara M, Hara K., Da L, Yang T, Qin X, Kamagata N, Zhao Y. 2014. Landscape and stand structures of secondary forests affected by human impact in a hilly rural are in Zhejiang Province, China -Influence of fuelwood collection-. Landscape and Ecological Engineering. 10: 151-161.
● Hara K., Da L., Fujihara M., Tomita. M. 2014. Landscape change and sustainable development in the ・ Yangtze River basin, China. Landscape and Ecological Engineering 10: 123-124.
● Shang K, Da L, Hara K, Yang Y, Fujihara M, Tomita M, Zhao Y. 2014. Effects of natural and artificial disturbance on landscape and forest structure in Tiantong National Forest Park. Landscape and Ecological Engineering 10: 163-172
● Yang Y, Fujihara M, Yuan . 2014. Structure and diversity of the remnant natural evergreen broad-leaved forests at three sites affected by urbanization in Chongqing metropolis, Southwest China. Landscape and Ecological Engineering 10: 137-149.
● Zhao Y, Tomita M, Hara K, Fujihara M, Yang Y, Da L. 2014. Effects of topography on status and changes in land cover patterns, Chongqing city, China. Landscape and Ecological Engineering 10: 125-135.

● 藤原道郎・伊藤休一. 2013. 淡路島における現存植生図を基にした竹林の面積,分布および傾斜に関する予察的研究. Hikobia 16: 393-402.
● 山本ジェイミー順子・藤原道郎・大藪崇司・澤田佳宏・山本聡. 2013. 淡路島における竹林の分布および立地環境を基にした竹林管理の仕組み. Hikobia 16: 403-412.
● 山中啓介・藤原道郎・林田光祐・後藤義明・鈴木覚・宮前崇・井上章二・小谷英司・坂本知己. 2013. 平成23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震で発生した津波が宮城県仙台市井土地区の海岸林に及ぼした影響(Ⅱ)─アカマツ・クロマツ大径木で構成される海岸林の被害状況─. 日本海岸林学会誌12: 1-7.

● 国正あゆ・大藪崇司・澤田佳宏・山本聡・藤原道郎. 2012. 小型クロロフィル蛍光測定器を用いた水ストレスによる樹勢衰退の客観的診断の可能性. 日本緑化工学会誌38:56-60.
● 山中啓介・藤原道郎・林田光祐・後藤義明・鈴木覚・宮前崇・井上章二・坂本知己. 2012. 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震で発生した津波が仙台市井土地区の海岸林に及ぼした影響─防潮堤と海岸クロマツ林の被害との関係─.日本海岸林学会誌11: 19-25.

● Fujihara M, Ohnishi M, Miura H and Sawada Y. 2011. Conservation and management of the coastal pine forest as a cultural landscape. Hong S.K., Wu J., Kim J.E., Nakagoshi N. (eds.), Landscape Ecology in Asian Cultures, pp235-248. Springer.
● Fujihara M, Hara K. 2011. Changes in landscape structure in a rural area of Boso Peninsula, central Japan. Journal of Landscape Ecology Vol. 4 / No. 3: 31-40.
● 赤阪 幸司・大藪 崇司・堀川 真弘・澤田 佳宏・山本 聡・藤原 道郎. 2011. )低木改良品種におけるCO2吸収量および蒸散量の定量評価と都市緑化への適用の可能性.日本緑化工学会誌37:73-77.
● 兼村星志・大藪崇司・澤田佳宏・山本聡・藤原道郎. 2011. 剪定時期と強度がオオシマザクラ(Prunus lannesiana var. speciosa (Koidz.) Makino)の巻き込み組織形成に及ぼす影響.日本緑化工学会誌37:15-20.
● 田中洋次・澤田佳宏・藤原道郎・梅原徹・山本聡・大藪崇司. 2011. 淡路島北部における放棄ため池の現状と水生植物保全上の課題.農村計画学会誌30:255-260.
● 矢倉達也・山本聡・藤原道郎・大藪崇司・澤田佳宏. 2011. 兵庫県における人口林での森林ボランティア活動の拡大方策.景観園芸研究13:9-14.

● Hara K, Harada I, Tomita M, Short KM, Park J, Shimojima H, Fujihara M, Hirabuki Y, Hara M. 2010. Landscape transformation sere: In which directions will our landscape move and how can monitor these changes. (Eds. Barancokova M, Krajci J, Kollar J, Belcakova I) Landscape Ecology - Methods, applications and interdisciplinary approach. Institute of Landscape Ecology, Bratislava. pp.165-172.
・ 帆足和徳・藤原道郎・大藪崇司・澤田佳宏・山本聡2010. 淡路島北部における竹林の空間配置及び林分構造をもとにした管理手法. ヒコビア15: 407-414.
● Yang Y, Fujihara M, Sawada Y. 2010. Structure and regeneration dynamic of the remnant lucidophyllous forest near Joryuji Temple in Awaji Island, Japan. Landscape Planning and Horticulture 12: 9-15.
● 吉村享子・藤原道郎・美濃伸之 2010. 現存植生図をもとにした淡路島における竹林の分布特性. ヒコビア15: 401-406.
● 吉村享子・藤原道郎・美濃伸之・山本聡・服部保. 2010. 現存植生図を基にした淡路島の植生構造に関する一考察.景観園芸研究12:1-7.
● 大藪崇司・尾関由衣・堀川真弘・澤田佳宏・山本聡・藤原道郎. 2010. 愛・地球博記念公園におけるナラ類萎凋病被害対策にかかる管理費用の検討. 第24回環境情報科学論文集:55-60.
● 渡邉 英一・大藪 崇司・澤田 佳宏・橋本 啓史・山本 聡・藤原 道郎. 2010. ハナミズキの樹形コントロールを目的とした根系切断,第24回環境情報科学論文集: 73-76.

● 原田俊一・藤原道郎・大藪崇司・山本聡・澤田佳宏.2008.サギソウが生育する兵庫県たつの市の湧水湿地の立地条件と保全管理方法,景観園芸研究9,1-9
● 本江美智子・藤原道郎・山本聡・大藪崇司・美濃伸之・柴田昌三.2008.淡路島北部における竹林拡大の現状と竹林タイプ別管理,ヒコビア15:193-204
● 高梨智子・大藪崇司・藤原道郎・山本聡・小野由紀子・上田博文.2008. 淡路夢舞台花木林苑でのハナミズキ植栽環境の把握及び土壌改良による樹勢回復の可能性.ランドスケープ研究.71: 873-878.
● 吉水祥平・大藪崇司・山本聡・澤田佳宏・藤原道郎.2008.戸建住宅の植栽モデルプランを用いた庭木のCO2 削減効果の評価,日本緑化工学会誌34巻,1号,121-126.
● 吉水祥平・大藪崇司・澤田佳宏・山本聡・藤原道郎.2008.戸建住宅における庭木のCO2削減効果評価に基づく緑化推進の可能性,第22回環境情報科学論文集,97-102

● 藤原道郎・岩崎寛・大藪崇司・澤田佳宏.2007.名勝に指定されている海岸クロマツ林におけるクロマツ大径木の樹齢と年輪成長.日本海岸林学会誌6: 19-22.
● 藤原道郎・大藪崇司・澤田佳宏・岩崎寛・山本聡.2007.海岸クロマツ林におけるクロマツ大径木由来の実生の定着適地.日本海岸林学会誌7: 25-30.
● 井上悠香,大藪崇司,藤原道郎,山本聡.2007.土壌交換性ナトリウム濃度を環境指標とした海岸埋め立て地に植栽された2樹種の生育評価. 環境情報科学論文集21. 81-86

● 山本聡・長谷川紀子・藤原道郎・岩崎寛.2006. 地域景観保全の観点から捉えた牧草地の認識特性.ランドスケープ研究 69:695-698.
● 上原裕子・大薮崇司・岩崎寛・山本聡・藤原道郎.2006.特定外来種ナルトサワギクの発芽特性に関する研究. 環境情報科学20: 77-80.

● Fujihara, M., Hara, K., Da, L., Yang, Y., Qin, X. 2005. Influence of human impact on landscape structure in a hilly agricultural area, Zhejiang Province, China. Proceedings of the IXth International Congress of Ecology. p.206
● Fujihara M., Hara K. & Short K. 2005. Changes in landscape structure of "Yatsu" valleys: a typical Japanese urban fringe landscape. Landscape and Urban Planning. Vol 70/3-4 pp 261-270.
● Fujihara M. & Kikuchi. T. 2005. Changes in the landscape structure of the Nagara River Basin, central Japan. Landscape and Urban Planning. Vol 70/3-4 pp 271-281.

● Fujihara M., Hara, K., Yang, Y.& Qin, X. , Da, L. 2004. Landscape structure and human impact in a hilly agricultural area, Zehjiang Province, China. Proceedings of the First East Asian Federation of Ecological Societies International Congress. pp.62-63. 

● Fujihara M., Hara, K., Da, L., Yang, Y. & Qin X. 2003. Landscape structure in a hilly agricultural area, Zehjiang Province, China. Proceedings of International Symposium on Environment, Culture and Information in Asia, 112p.

● Fujihara, M., Hada, Y. & Toyohara, G. 2002. Changes in the stand structure of a pine forest after rapid growth of Quercus serrata Thunb. Forest Ecology and Management 170: 55-65.

● Fujihara, M. & Shirai, Y. 2001. Comparison of landscape structure in the 1880s and the 1980s at five areas of the Boso Peninsula, central Japan. Natural History Research 6: 83-96.
● Fujihara M. 2001. Changes in pine forests and their adjacent communities in the Boso Peninsula, central Japan. Hikobia 13: 373-378.

● Fujihara, M., Hada, Y. & Toyohara, G. 2000. Stand structure of pine forests affected by pine wilt disease. In White, P.S., Mucina, L. & Leps, J. eds. Vegetation Science in Retrospect and Perspective. pp. 90-94. Opulus Press, Malmen.
● Fujihara, M., Hada, Y. & Toyohara, G. 2000. Succession of secondary pine forests after stand level dieback in western Japan. In Akimoto, H. and H. Sakugawa eds. Oxidants/Acidic Species and Forest Decline in East Asia. pp. 91-94. Japan Science and Technology Corporation (JST) and Core Research for Evolutional Science and Technology (CREST), Higashi-Hiroshima.
● Kalindekafe, M. P., Fujihara, M. & Kamada, M. 2000. Land use histories and fuelwood consumption in a high populated and degradaded area in Nkhata Bay district, Malawi, Africa. Natural History Research 7: 23-38.

● Fujihara, M., Toyohara, G. and Y. Hada. 1999. Succession of secondary Japanese red pine (Pinus densiflora) forests after pine wilt disease in western Japan. In Futai, K., Togashi, K. & Ikeda, T. eds. Sustainability of Pine Forests in Relation to Pine Wilt and Decline. pp. 269-273. Shokado, Tokyo.

● Toyohara, G. & Fujihara, M. 1998. Succession of secondary forests affected by pine wilt disease in western Japan followed on vegetation maps. Applied Vegetation Science 1: 259-266.

● Fujihara, M. 1997. Structure of Pinus luchuensis forests affected by pine wilt disease in northern Taiwan. Natural History Research Special Issue No.4: 113-126.
● Hara, M., Hirata, K., Fujihara, M., Oono, K. & Hsieh, C.H. 1997. Floristic composition and structure of three evergreen broad-leaved forests in Taiwan, with special reference to the relationship between micro-landform and vegetation pattern. Natural History Research Special Issue No.4: 81-112.
● Oono, K., Hara, M., Fujihara, M. & Hirata, K. 1997. Comparative studies on floristic composition of the lucidophyll forests in southern Kyushu, Ryukyu and Taiwan. Natural History Research Special Issue No.4: 17-79.

● Fujihara, M. 1996. Development of secondary pine forests after pine wilt disease in western Japan. Journal of Vegetation Science 7: 729-738.
● 藤原道郎・鎌田磨人・福田珠巳. 1996. フランスのエコミュージアムーロゼール山・エコミュージアムとグランドランド ・エコミュージアムの事例を中心として. 徳島県立博物館研究報告 6: 1-38.
● Hara, M., Hirata, K., Fujihara, M. & Oono, K. 1996. Vegetation structure in relation to micro-landform in an evergreen broad-leaved forest on Amami Ohshima Island, S-W. Japan. Ecological Research 11: 325-337.

著書
● 藤原道郎(共同執筆).2012.3.里山・里海―自然の恵みと人々の暮らし-.国際連合大学高等研究所/日本の里山・里海評価委員会(編),朝倉書店
● Fujihara M. 2012.3 Satoyama-Satoumi Ecosystems and Human Well-Being, Socio-Ecological Production Landscape of Japan. Duraiappah AK, Nakamura K, Takeuchi K, Watanabe M and Nishi M (eds.) United Nations University Press.
● 藤原道郎/山本 聡/美濃伸之.2009.4. 2.景観を形成する要素と評価2-1.地域景観の把握と評価(2)里地里山景観の把握(評価),成熟社会におけるランドスケープ. pp.31-40. ソフトサイエンス社.
● 藤原道郎.2009.4.3-2.里地里山などの生態系と景観のマネジメント(2)海岸林の保全手法,成熟社会におけるランドスケープ.pp.132-141. ソフトサイエンス社.
● 澤田佳宏・藤原道郎.2009.4.植栽の際に配慮すべき生物多様性,成熟社会におけるランドスケープ.pp.142-152. ソフトサイエンス社.
● 藤原道郎.2007.里地・里山の機能解析.(長澤・金子・原編)自然環境調査のためのリモートセンシング・GISハンドブック.pp.155-157.古今書院,東京.
● 藤原道郎.2006.地域全体を見てみよう―相観植生図からのアプローチ―.身近な自然を見つめる目,自然環境モニタリング調査の手引き―入門編―.pp.52-55.財団法人日本自然保護協会,東京.
● 藤原道郎.2005.淡路町の植生.(淡路町誌編纂委員会編)淡路町誌.pp.107-118.淡路町教育委員会.
● 藤原道郎.2005.植生景観の変遷と人々の暮らし.(景観園芸宣言編集委員会)景観園芸入門.pp.47-58.ビオシティ,東京.
● Fujihara, M., Hada, Y. & Toyohara, G. 2002. Applied ecology of succession in pine forests of western Japan. In Ambasht R.S. & Ambasht N.K. eds. Modern Trends in Applied Terrestrial Ecology. pp.333-343. Kluwer Academic Publishers.
● 藤原道郎. 2001. 千葉県の土地利用と植生の変遷.(千葉県史料研究財団編,沼田眞・大澤雅彦責任編集)千葉県の自然誌 本編5 千葉県の植物2 植生. pp.55-72. 千葉県.
● 藤原道郎・沼田眞. 2001. ヒマラヤの景相生態.(木村修・直海俊一郎・加藤久佳・藤原道郎編)ヒマラヤ-人・自然・文化-. pp.83-87. 千葉県立中央博物館, 千葉.
● 藤原道郎(訳). 1999. 第2章 景観生態学.(ブリン・グリーン著, 小倉武一, 原慶太郎他訳)田園景観の保全—景観生態学, 戦略, 実践_. pp.30-62. 財団法人 食料・農業政策研究センター, 東京.
● 藤原道郎. 1997. 失われゆく森.(原正利・米林仲 編)南の森の不思議な生きもの—照葉樹林の生態学. pp.53-69. 千葉県立中央博物館, 千葉.
● 藤原道郎. 1997. 湾岸都市千葉市のランドスケープ2_メソ・ミクロスケール.(沼田眞 監,中村俊彦・長谷川雅美・藤原道郎編)湾岸都市の生態系と自然保護. pp.207-221. 信山社サイテック, 東京.
● 長谷川雅美・浅田正彦・中村俊彦・藤原道郎. 1997. 湾岸都市千葉市の自然環境の保全対策.(沼田眞 監,中村俊彦・長谷川雅美・藤原道郎編)湾岸都市の生態系と自然保護. pp.981-994. 信山社サイテック, 東京.
● 藤原道郎. 1996. 森林保全と景相生態.(沼田眞 編)景相生態学. pp.155-159. 朝倉書店, 東京.

調査研究報告,技術報告
●坂野明日香・藤原道郎・大藪崇司・澤田佳宏・山本聡(2015.12) 動物の痕跡から広がる環境教育~野生動物と暮らす地域に気づくために~.景観園芸研究17:23-38.
●坂野明日香・藤原道郎 (2015.12) 環境教育プログラム(動物の痕跡から広がる環境教育)実践報告.景観園芸研究17:15-21.
● 渕田早穂子・山本聡・澤田佳宏・藤原道郎・大藪崇司・能勢健吉(2014)外来種と園芸植物との名称対応表の作成.日本緑化工学会誌 40(2): 352-364.
● 宮崎千尋・藤原道郎・大藪崇司・澤田佳宏・山本聡. 2014. 南あわじ市における景観構造と地域住民の参加に基づく持続的シカ被害管理のあり方.日本緑化工学会誌39: 525-530.
● 田中淳・纐纈裕美・大藪崇司・藤原道郎・田中賢治・朝日伸彦・杉浦弘毅.2011.土壌化学性の違いによるナルトサワギク,セイタカアワダチソウの防除技術の開発.日本緑化工学会誌37:139-142.
● 杉浦弘毅・大藪崇司・藤原道郎・田中賢治・朝日伸彦・中尾深佳.2010.特定外来生物(ナルトサワギク)に対する改良客土による成長抑制実験結果報告.日本緑化工学会誌36:139-142.
● 澤田佳宏・松村俊和・藤原道郎・福井聡(2008.3) 兵庫県豊岡市神鍋山の草原管理の変遷に関する聞き取り調査結果.景観園芸研究9,49-54.
● 藤原道郎・岩崎 寛.2006.名勝としての海岸マツ林を構成する個体の分布,サイズ構造および被陰状況.日本景観生態学会誌10:81-88.
● 多賀俊介・沈悦・斉藤庸平・藤原道郎. 2005. 人と自然とのふれあいに寄与した都市住環境の計画―中百舌鳥団地のランドスケーププランニング―. 景観園芸研究6:45-50.
● 藤原道郎.2005.景観形成プロセス解明の起点としての明治期の景観構造―特集にあたって―.日本景観生態学会誌9:1-2.
● 森田年則・藤原道郎. 2005. 丘陵農村域に造成された兵庫県立淡路景観園芸学校造成後5年間のチョウ類の種組成の変化. 景観園芸研究6:23-30.
● 三井雄一郎・岩崎寛・藤原道郎・一ノ瀬友博.2003.環境要因の違いがため池周縁部の植物相に与える影響.日本緑化工学会誌26:293-296.

(科学研究費補助金)
● アジア東岸域の環境とそれに依存する経済・社会圏の持続的発展のための総合研究,文部科学省戦略的研究基盤形成支援事業・東京情報大学学術フロンティア共同研究推進研究分担者(2008.4 -) 
● スキー場を利用した半自然草原の保全・再生のための植生学的研究.文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(C))研究分担者(研究代表:澤田佳宏,2009.4 -)
● 比較景観生態学手法にもとづく里山評価システムの開発.文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(A))研究分担者(研究代表:夏原由博,2008.4 -2011.3)
● 東アジアにおける陸圏・水圏を統合した環境情報システムの研究・東京情報大学学術フロンティア共同研究推進研究協力者(2005年~2008年)
● 谷津田景観域における生物多様性保全機能を高める景観配置構造の解析・文部科学省科学研究費基盤研究C分担者(2003年~2005年)
● アジアの自然環境と文化に関する研究/東京情報大学学術フロンティア共同研究推進研究協力者(2001年~2005年)
● 木曽三川のエコロジカル流域管理計画—流域生態系の物質循環機能を生かした流域管理システムの提案—/科学研究費(地域連携)研究分担者(1999年~2002年)

(受託研究)
・平成22年度慶野松原植生管理計画策定事業(2010.8~2011.3),南あわじ市 
・平成22年度慶野松原林床保全管理事業(2010.8~2011.3),南あわじ市 
・土壌化学性の改質による外来植物の防除技術の開発(2010.12~2011.3),国土防災技術株式会社
・平成19年度慶野松原植生管理計画策定事業,(2007.9~2008.3),南あわじ市 
・平成19年度淡路市富島地区街路等緑化木植栽試験,(2007.5~2008.3),淡路市
・平成19年度淡路夢舞台花木林苑樹木調査,(2007.8~2008.3),淡路花博記念事業協会
・兵庫県立淡路島公園における管理運営計画作成に資する自然環境及び景観に関する調査研究(2007.9~2008.2),株式会社地域環境計画大阪支社 

(分任研究)
・平成19年度淡路の自生植物の景観園芸への利活用に関する研究,(2007.9~2008.3),淡路県民局
・竹資源利用調査事業に関する研究,(2008.2~2008.3),淡路県民局

東日本大震災被災地(仙台湾岸)報告

東日本大震災で被害にあわれた方々に対してお見舞い申し上げます。
2011年6月5日時点での仙台湾岸の現地調査報告です。

アカマツ高木林.低木層の常緑樹(シラカシ,シロダモなど)はほとんど枯死
低木層・亜高木層の落葉樹(コナラなど)は生残し展葉中,草本層も再生
名取市閖上
砂浜上のアカマツ林.海側の個体が倒れていた.根は地表部に出ていた.
砂に埋もれた砂浜上のアカマツ林砂の堆積が著しい.
粒径の細かい土と瓦礫に埋め立てられた砂浜.土の運び込みにより基盤が砂ではなくなっていた.
一部海浜植生が残存しハマエンドウなどが開花していた.
仙台市宮城野区蒲生
蒲生湿原.湿原は再生しつつあった.
蒲生干潟周辺
残存植栽植物.マサキ,シャリンバイ,シュロは海水に浸水しても生残していた.

EcoSummit2016に参加発表(藤原)

中国華南理工大学でのセミナーを実施しました(沈教授・藤原研究科長)

バングラデシュからアビアル・ラーマン 教授の訪問を受けました(藤原教授)

  • 未来を見つけたい人ここにしかない学び
  • オープンキャンパス2017
  • 入試ガイド
  • ALPHA祭
  • 東日本大震災等からの復興支援方針・活動の記録
  • 専門職大学院課程 緑環境景観マネジメント研究科 パンフレット
  • 7期生座談会
  • 6期生座談会
  • 5期生座談会
  • TRIADプログラム(日米英景観園芸交換研修プログラム)
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