2020年2月11日、複合型交流拠点ウィズあかしで、当会として初めての企画である一般公開講座「~こころとからだの健康のために~メディカルハーブを学ぶ」を開催しました。近年の健康志向の高まりもあって、当日は会員27名、一般42名、合計69名と多くの参加がありました。
 講師は、メディカルハーブの資格をもち園芸療法士として新潟県で活動されている田中あずさ氏で、講義とハーブティーの試飲などの実習も含めた内容でした。また、一般の方に園芸療法や当会の活動を知っていただくというねらいのもと、岡野裕理事長より、健康維持の大切さと園芸療法についての話もありました。

講師 田中あずさ氏

 メディカルハーブの講義は、講師の自宅で育てているハーブの様子紹介から始まり、参加者が少しリラックスしたところで基礎的な歴史や有効成分、作用などのほか、5種類のハーブ紹介があり、参加者は実際に香りを嗅ぎながら講師の話に耳を傾けました。
 休憩時間には講師の周りに参加者が集まり、熱心に質問したり、何種類もの鮮やかな色のハーブチンキを手にとって見たり、良い香りのする化粧水を試したりと、関心の高さが伺えました。

ハーブチンキ

 

 

 

 

 

 実習では、ハーブティーの入れ方を教わった後、ネトル、エルダーフラワーなど4種類のハーブ使ったアレルギー予防に良いとされる春季療法ブレンドを3煎まで試して香りや味の違いを楽しみました。マルベリー(クワ)のクッキーも味わい、グループごとに和気あいあいと時間が過ぎていきました。試飲後は「体がポカポカしてきた」「咳がおさまった」など早速効果が現れた方もいました。
 ドライハーブやレシピのお土産もあり、自宅でも安全にハーブを楽しむための注意点も教えていただきました。

 参加者からは、「とても興味深く楽しかった」「心も身体もほっこりした」との感想や「ハーブティーから生活に取り入れたい」「身体の調子を自然に整えられるようこれから少し意識してみようと思う」「今後も勉強してみようと思う」と意欲的な言葉がありました。

 今回の講座は、それぞれの方の日常生活の中に何かしら生かしていただける学びの場、体験の場となったのではないでしょうか。これからも、植物との触れあいを通して、健康維持や生活をより豊かにするきっかけづくりになるような場を広く多くの方に提供していきたいと思います。

 

明石ケーブルテレビさんに取材いただいた講座の様子がYouTubeで視聴可能です!

明石ケーブルテレビ「たこさんニュース11ちゃん2/21~」
※講座の様子は 13分10秒~16分25秒
 → → https://www.youtube.com/watch?v=NQMnEdBUOdM

 

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