ALPHA祭には園芸療法や兵庫県園芸療法士会の広報活動として、例年参加させていただいてています。
兵庫県園芸療法士会のブースは、多目的ホール内のホームカミングデイ、こども絵画作品展と人気の高い出展ブースに隣接していました。そのおかげもあってか、本会のブースは参加者が途切れることなくにぎわいました。

 今年の体験プログラムは『ヒマワリの種のハリネズミ』作りです。園芸療法では育てた植物を様々なかたちで活用します。今回のプログラムは、夏に咲いたヒマワリの種をとって、乾かし、秋や冬に制作して楽しむものです。同じ材料を使っても、できあがるハリネズミは一人ひとり表情が違います。今回参加された皆さんのハリネズミも表情豊かですばらしい仕上がりでした。また、それをご家族や参加者同士で評価し合うことで、満足感や達成感も得られた様子でした。
 
 ひとつの植物や作品を通して、ご家族同士が新たな面を発見したり、初めて会った参加者同士や園芸療法士が交流を深めるよい機会となったのではないかと思います。
 

【参加いただいた方の声や様子】

・老人会で作りたいとの声に、材料の購入先などをお教えしました。「来年も来ます。」と楽しみにされてい
 ました。

・お子さんの様子見たお父さんが「こんなことが出来るんや!」とひとつひとつの動作に驚き、写真におさめ
 られる姿がありました。

・お子さんが小さな手でヒマワリの種を一生懸命にとっている様子見たお母さんは「種をもらって帰って、植
 えようね!」と声をかけられていました。

・難しい作業工程もあったようですが、作業途中では「『ハリネズミ』が、『カモノハシ』になったわ!」、
 完成時には「『ワニ』になったわ!」と変化を楽しまれている姿がありました。

プログラムに取り組む参加者と
サポートする園芸療法士
ヒマワリの種取りを行う参加者

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