第1回栽培技術スキルアップ研修会が、西明石にある「デイサービス散歩道」を会場として開催されました。これは会員の皆様からの「栽培技術に関する知識や技術について不安がある」との声に応えて、今年から始まったものです。講師を務めたのは、会員の古地哲弘さん(栽培技術スキルアップ課リーダー/園芸療法課程3期修了生/農業改良普及員)です。

講師の古地哲弘さん

夏真っ盛りの8月6日に「葉ボタンの種まき」を、そして27日には「葉ボタンの植え替え」を行いました。矮性種と高性種の7種類の葉ボタンの種を200穴のセルトレイに1粒ずつ播いて、自宅に持ち帰り、セルトレイの中で発芽し根が育ってくる3週間後に、10個ほどの苗を持ち寄って、ポリポットに植え替えるという手順です。

土をセルトレイへ “均一にしっかりと”
いよいよ種まき“穴の深さも均一に”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詳しい資料を基に説明があったので、大変わかりやすく、興味を持って作業に臨むことが出来ただけでなく、その場その場で飛び出した質問にその都度答えを頂き、和気あいあいと楽しく作業は進みました。園芸療法の実践の場で、どのように生かしたら良いかを考える機会も与えられました。

継続した研修会であったために、葉ボタンの成長という将来への期待感も大きく、最後のアンケートでは、参加者全員が喜びの言葉を記載しており、栽培の技術と知識を得ることが出来ただけでなく、葉ボタンの生長にともなう作業体験や情報の共有を図ることも出来ました。

 

鉢上げ“小さな苗やさしく扱います”

参加者10名ならではの良さもあったと思います。「楽しかったので、今後も参加したい。」との声も多く、次回の内容についても皆さんと検討しました。今後はもっと広く広報して、さらに多くの方と情報を共有していきたいと思います。

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