12月13日(日)の午後、西宮市立高木センターにて、今年最後の研修会を行いました。
 今回は「絵の具を使ったプログラム」をテーマとしたプログラム検討会で、修了生16名が参加し,①クリスマスリースにつけるオーナメントの着色、②野菜スタンプ/葉っぱペイントのエコバッグづくりのプログラムについて検討しました。また、園芸療法定着促進助成事業について、内容・アンケート結果・課題と対策・募集案内の説明もありました。
 クリスマス用オーナメントの着色では、まず全員でシダーローズやフウなど木の実にアクリル絵の具で着色する体験を行った後、高齢者施設や特別支援学校などで実際に行われたセッションのようすを紹介して頂いて、意見交換を行いました。エコバッグづくりのプログラムは園芸療法定着促進助成事業で実際に高齢者を対象に講師が行った事例を提供して頂きました。
 実際に作業を行うことで、楽しさを感じるとともに、それぞれの対象者を意識した作業をイメージする機会となり、引き続き行われた意見交換は、「選ぶ楽しさ」vs.セッションに適した材料選びや絵の具の色数の設定、絵の具を溶く容器の工夫、対象者との関わり方についてなど活発なものとなりました。自らのセッションでの反省点を述べて下さった方もあり、成功事例ばかりでなく、うまくいかなくて苦労していること、悩んでいることを共有することからたくさんのことを学ぶことができた研修会でした。

材料の解説
着色の体験


園芸療法定着促進助成事業の話
意見交換の様子

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