平成28年10月1日(土)、2日(日)に、人間・植物関係学会、日本園芸療法学会2016年度合同大会が、兵庫県尼崎市のホテル「ホップイン」アミングで開催されました。
日本園芸療法学会では、毎年、園芸療法課程修了生の発表が見られますが、今年は、修了生7名と多くの方が発表(全員口頭発表)を行いました。
特に、医療法人蜻蛉会南信病院(長野県)に園芸療法士として勤務する萩原新さんは、若手で優秀な発表を行った方に贈られる「人間・植物関係学会、日本園芸療法学会2016年度合同大会 優秀発表賞」を受賞されました。おめでとうございます。
以下、修了生の発表タイトルと発表者氏名を紹介します。
・『園芸療法におけるトラウマからの回復とレジリエンス
-特定不能型摂食障害の外傷性記憶を紡ぐ有機的時間の考察-』
藤岡真実* *東京農業大学(全寮制3期生)
・『植物を育てる体験が慢性統合失調症患者に与える影響について』
剣持卓也* *社会医療法人居仁会 総合診療センターひなが(全寮制2期生)
・『園芸療法プログラムに参加した統合失調症患者圏の主観的体験について
-自己記入式アンケート調査の分析から-』
萩原 新*・武藤 隆 *医療法人蜻蛉会 南信病院(全寮制1期生)

・『急速破壊型股関節症でストレスを抱える女性高齢者に実施した園芸療法』
菊川裕幸*・豊田正博・金子みどり *兵庫県立篠山東高等学校(通学制3期生)

・『介護老人保健施設いつでも夢をにおける園芸療法 ~調理プログラムの有効性の検討~』
青木弘美* *医療法人社団伍仁会 介護老人保健施設 いつでも夢を(全寮制6期生)

・『就労支援を目的とした園芸療法がコミュニケーションと自信を高めた事例』
山田公代*・豊田正博・上地あさひ・金子みどり *淡路景観園芸学校(通学制3期生)

・『医療療養病棟における園芸療法 ~成功事例と失敗事例から見えてきたもの~』
下佐粉育子*・豊田正博 *医療法人恵泉会 浜寺中央病院(全寮制5期生)
