日時:平成30年10月21日(日)11:00~15:30

場所:兵庫県立淡路景観園芸学校

後援:明石市、淡路市、洲本市、南あわじ市

   神姫バスグループ、NPO法人アルファグリーンネット、淡路景観園芸学校

 

 当日は秋晴れに恵まれ、「あわじしまの秋 自然とあそぼう」にたくさんの親子が参加してくれました。「寄せ植え」「ピック作り」「自然体験」のプログラムのあと頂いたアンケートで「次回もこのようなイベントあれば、案内を希望するか?」の問いに7割の参加者が「案内を希望する。」と回答してくださいました。この回答から、自然の中で親と子が一緒に楽しめる活動が出来たことが伺え、嬉しく思いました。

寄せ植え (担当:後藤 壽枝)

 寄せ植えコーナーでは、まず、ビオラ、ストック、アリッサムの花苗から好きな色を選び、チューリップの球根は何色が当たるかわくわくしながらくじ引きしました。植え方の説明後、土入れや花苗の配置など子どもたちの主体性、意欲、自由な発想を大切にしながら寄せ植えを楽しみました。最後に押し花コーナーで作ったピックを出来上がった鉢に挿し、ひとりひとり完成した自慢の寄せ植えを見せ合いっこしました。
 イベント後、参加者より寄せ植え体験した小学1年生の児童が、寄せ植えの絵、作り方、花の名前など楽しかった思い出を絵日記に書いた写真を送って下さいました。アンケートでも「楽しかった」という声をたくさんいただき、子どもの笑顔が大人も笑顔にしてくれ、植物を介して親子のふれあいをもつことができたことが伺えました。来春、チューリップの花が咲くのを心待ちにしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピック作り (担当:坂東 かよ)

 押し花体験からのスタート。花材は、冬春の花壇を彩るビオラ(花・葉)、バーベナ、ペンタスなどです。クッキングペーパーに挟み、段ボールで押さえ、作成しました。植物の感触、香り、色彩、形など五感で楽しむことができました。
 押し花はすぐに出来上がらないため、今回はこちらで事前に作成した押し花を使って、名刺サイズのラベルに押し花の小さなお花を組み合わせ、ラミネート加工をしてオリジナルのラベル作りをしました。地巻きワイヤーを自由自在に折り曲げスティックを作り、ラベルを挟んでピックを完成させました。
一人ひとりが思い思いに仕上げた作品。完成後、お互いに披露し合うなど、植物を通して人と人とのふれあいを楽しむ場となりました。今後、完成した押し花で作品作りを行い、ご自宅でも楽しみが継続することを願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

自然体験 (担当:熊谷 佳苗)

 学校の庭はまだあまり色づいていませんでしたが、所々に感じる秋の気配。日中はポカポカ陽気で絶好のお散歩日和でした。今回のイベントでは、寄せ植えでビオラを使用しましたが、じつは芝生広場の中にもビオラの親戚が…。ビオラの苗を参考にしながら、みんなで芝生に這いつくばってスミレを探すと、たくましく葉を広げているスミレが見つかりました。芝生広場から裏山へ足を伸ばした先には、ナワシログミの花。ルーペで観察しながら花に近づいて、鼻をくんくん。小さな花からは、とってもいい香りが漂っていました。他には、ベニバナトキワマンサクの葉色で遊んだり、セイタカアワダチソウのムチで遊んだり…そして少しだけ、木についているドングリを収穫したり。秋の気持ちの良い空気を感じながら、身近なところにある自然の意外な面白さを、それぞれの感性で楽しむことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責 広報部)

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