2019年度の授業が始まりました
2019年4月、園芸療法課程に、全寮制4名、通学制11名の学生が入講しました。
全寮制は1年間、通学制は2年間、園芸療法士の資格取得を目指し、勉強していきます。
そして、今年度より新カリキュラムでの授業が始まりました。
新カリキュラムでは、通学制1年生の授業は、月2回、土曜日に、淡路景観園芸学校で行われます。
4月は、13日(土)、27日(土)が授業でした。アルファガーデン、園芸療法ガーデンなど学校の
環境を活かした授業の風景をご紹介します。
<4月13日(土)>
1-2コマ目 講義「みどりと健康」担当教員 豊田
講義の内容:園芸療法の定義、園芸療法5つの癒し、園芸療法の対象と適用、園芸療法とマインドフルネス
「園芸療法5つの癒し」の1つ「心地よい緑の空間が人を癒す」を
アルファガーデンで体験しました。
園芸療法ガーデンでマインドフルネスの体験をしました。
「今、感じている感覚」に意識を向け、脳を休ませるだけでなく、
園芸療法士に必要な五感を研ぎ澄ます練習です。
3-5コマ目 演習「ガーデニング」担当教員 豊田 栗山 上地
講義の内容:草花・野菜の播種方法、土の配合、ジャガイモ袋栽培(植え付け)
セルトレイにマリーゴールドの種子を蒔いています。
栽培技術を学ぶだけでなく、園芸作業が人に与える
心理・身体的効果について体験しています。
ジャガイモの袋栽培に取り組んでいます。
<4月27日(土)>
1コマ目 講義「園芸と環境」担当教員 豊田
講義の内容:癒しの環境① 、注意回復理論と注意回復要素
園芸療法の教室から(1)科目「園芸と環境」 ヘリンクします
2コマ目 講義「園芸と環境」担当教員 札埜
講義の内容:植物を取りまく環境① 光合成と吸水
授業終了後も植物の生理に関する授業内容を確認するため、
先生へ積極的に質問しています。
5コマ目 講義「園芸療法のための医療・医学」担当教員 平野
講義の内容:医療倫理、統合医療と補完代替医療(音楽療法・動物介在療法・森林療法等の特徴)
国内や海外の写真をたくさん盛り込んだ
平野先生の補完代替医療についての授業です。
(文責 金子みどり)