1. 入講のきっかけ・動機は?
10年程前だったか記憶は定かではありませんが、淡路島に遊びに行き学校の存在を知りました。とても閑静で美しい園庭に感動し園芸療法を学べることも知りました。当時は全寮制しかなくあきらめたのですが、退職後に通学制ができたことを知り入講を決めました。
2. 仕事(家庭)と学校の両立生活はいかがですか?
海外に住む孫の世話で妻がいないことが多くなり、思わぬことで家事に携わることが多くなりました。男の料理教室などにも行きましたので料理は嫌いではありませんが、家事全般を毎日するとなるとなかなか大変です。主婦の大変さが身に染みてわかります。それでも通学制だと自由な時間もとれますので両立は可能です。
3. 入講して印象に残ったことはありますか?
比較的、医療・福祉関係の仕事に従事されている方が多いと感じました。園芸療法の療法的観点から意識されて入講された方が多いのでしょうか。私はむしろ園芸に関心があったので園芸活動を通して様々な人たちと交流できて自身も含めて元気回復につながればと思っていたのですが、学習が進むにつれて園芸療法のキャパシティーの大きさに驚いています。
4. 修了後、園芸療法をどのように活かしたいと考えていますか?
入講動機からすると、自然の癒しを求めていますが、人とのかかわりは欠くことはできません。日常生活での人とのかかわりあいの中で園芸療法を生かせればと思っています。できれば地域活動に溶け込むように活動したいのですが、施設などで特定の方を対象にする活動も大切な役割だと最近は思っています。
5. 通学制入講希望者にメッセージをお願いします。
通学制の場合、全寮制ほどの決意をもって、従前の生活環境を断ち切って園芸療法の学習に取り組まなければならないことはありません。様々な現在のシチュエーションを保持しながら学習できるメリットがあります。また入講しますと年齢の異なる新しい仲間や、ユニークな先生方にお会いすることもでき楽しい生活が待っています。