景観園芸専門課程7期生 河合さん
勤務先:(株)創建 東京本社 新次元・環境創生部
受験生への一言
学校生活での一番の思い出は、やはり全寮制という特殊な環境で同期や先輩と過ごした時間だと思います。いままでに高校や大学など様々な学生時代がありましたが、ALPHAでの2年間は一番短く、だけど一番充実した学生時代でした。
自分で決めた進路でしたが、社会人ではなく学生という選択に多少の不安もありました。しかし、今の自分があるのは間違いなくALPHAの2年間があったからです。受験生の皆さんに今、明確な将来像がなかったとしても、なにかをどうにかしたいという前向きな気持ちがあれば、なんでもできる環境が、助けてくださる先生方が、共に悩める友との出会いがALPHAで待っています。
いまの仕事の概要
・ 公園の基本設計、実施設計
・ 緑の基本計画、景観計画ガイドラインなどの構想、計画のプランニング
進学しようと思ったきっかけは?
大学では公園や住宅などの設計を行いました。緑が多い方が良い、花があると綺麗だという意識はあったものの、あくまで添景物としてしか捉えていなかったため、実際に植えたときにその環境で育つのか、周囲の植生と合っているのかなど、植物の特性についてもっと勉強して、合理性のある設計ができるようになりたいと思ったからです。
学校の魅力はどんなところにありますか? また、学校で学んだこと、経験したことのどんなことが今役立っていますか?
学校の魅力はやはり、全寮制という環境、24時間自由に使える個人ブース他充実した施設です。なにかをやりたいと思えばそれが可能な環境です。
学校で学んだことが今の仕事で直接活かされているということは、正直なところほとんどありません。勉強と実践はやはり違うものです。しかし、同定試験で覚えた植物の名前、校外学習で見聞きしたことなどなど、学校で得た知識は様々な場面でヒントとなり、業務を進める上での足がかりとなっています。理解の度合はともかく“知っている”ということがどれだけ重要なことか、改めて実感しています。