研究科7期生 王 慶平さん

勤務先:上海阿弥空間設計有限公司

Q1:いまの仕事の概要や面白いところを教えてください。
修了後、学校で学んだランドスケープデザインの技を生かし、庭づくりの仕事をはじめました。2019年に会社を立ち上げ、現在はお寺の庭のデザインを中心に、お寺の全体計画や、建築、仏像のデザインもしています。中国ではお寺の屋外空間のデザインに特化した会社がほとんどなく、現在は11.2haの敷地のお寺の庭をデザイン・施工監理しています。自分の得意分野(美術、彫刻など)を生かせる仕事なので、毎日楽しく嬉しい日々を過ごしています。クライアントの住職さんとお茶を飲みながら色んなお話しをすることで新しい視野が開かれ、豊富なアイデアも生まれてくるので、毎日が面白いです。私の事務所はお寺のなかにあるので、敷地内の畑で作られた野菜を食べ、早寝早起きでとても健康的な生活を過ごしています。

 

Q2:進学しようと思ったきっかけは?
元々は美術系の教員として彫刻を教えていましたが、なんとなく自分の展開に限界を感じて留学を決意しました。淡路島という立地に魅力を感じたのと、先生方が面白そうだと感じたため進学しました。

 

Q3:学校の魅力はどんなところにありますか?
専門的で実践的な造園の知識と技を学べる学校は日本でただ一つだと思います。そして、キャンパス環境が大変良いです。ここで野菜を植えたり、植物を植えたり、山のなかで学べる授業も面白かったです。また、先進事例などの見学にたくさん行けたこともよかったです。

 

Q4:学校で学んだこと、経験したことのどんなことが今役立っていますか?
造園の知識や実践的な技を景観活用デザイン演習や庭園文化論などでたくさん学べました。社会人から学生になって、淡路島の学校に通えただけで面白い経験でした。

 

Q5:受験生へ一言お願いします。
学校に入学してぜひ楽しんでください!
先生はやさしいです!

 

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