1. 入講のきっかけ・動機を教えてください
    この学校の存在は以前から知っていました。偶然、観光で訪れたとき、環境の素晴らしさと、丁寧に施設の案内と説明をしていただいたことが印象的でした。数年後、これからの自分の人生を考えるようになり、やりたいことを探していたときに「学生募集」のチラシを目にし、再び当校に出会いました。実は園芸療法を知ったのはそれがはじめてでした。園芸療法基礎講座にも参加し、植物や自然がもたらす癒しの効果とは、自分の体験とも結びつきなんとなくではなく、科学的根拠や専門的な知識・手法があることを知りました。また、何より今持っている資格や経験を活かせることに魅力を感じました。
  1. 仕事(家庭)と学校の両立生活はいかがですか?
    仕事と学校の両立は、はっきり言って大変です。平日はもちろん仕事。課題やレポート作成の時間を確保することに苦労をしています。通学自体は苦にはなっていません。むしろ、土曜日の朝になると仕事のことは忘れ、楽しく淡路島に向かっています。
  1. 入講して印象に残っているのはどのようなことですか?
    思った以上にハードではありますが、それだけ園芸療法士の育成に力を注がれているのだと思っています。そんな中でガーデニング実習など実際に自分や仲間との作業が多いことが楽しいです。作品をつくったり、実際に家で植物を育てたり、学びと共に自分自身も癒しを体感しています。また、いろんな職種や経歴を持たれた同期生の方々との出会いも貴重です。
  1. 修了後、園芸療法をどのように活かしたいと考えていますか?
    現在の職(職場)では出来ないことをしたいと思っています。植物を介し、対象者の方ともっとゆっくり関わっていけたらと思います。直接的な生活改善・機能回復を目指すというよりも、園芸療法を通して、楽しみや生きがい、自立心などを獲得することにより、その人らしく豊かに、日々の幸せを感じられるようお手伝いがしたいです。
    福祉・医療現場に捉われず、地域活動としても視野に入れたいです。
  1. 通学制入講希望者にメッセージをお願いします。
    すごく高い志があったわけでもない私ですが、いろんな刺激を受けて頑張っています。

本来はもっと勉強をしなければいけないのだろうと思いながら、なんとか仕事との両立をしています。大げさかもしれませんが、人とのつながりも含め新たな扉が開いたと思っています。園芸療法は、学ぶほどにこれからの必要性や魅力を感じます。自分のやりたいことがもっと具体的になるよう、これからの学校生活を送りたいです。

 

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