2026年2月28日、本校同窓生たちによる、ALPHAガーデンのソメイヨシノの樹勢回復プロジェクトが行われました。
対象としているこの2本のソメイヨシノは開学前からあるものですが、近年樹勢が弱まっていたため、樹木医の資格を持つ同窓生を中心に樹勢の回復を試みるイベントを企画しました。
当日は寒い中、子どもたちも含め、延べ40名の方にご参加いただきました。

◆開催概要◆

日時 :2026年2月28日(土)10:00~15:00
場所 :兵庫県立淡路景観園芸学校 ALPHAガーデン
内 容:①ALPHAガーデン 今昔物語‥山本教授
    ②学校建設前からあるソメイヨシノの樹勢回復作業体験
     簡易の樹木診断‥有限会社 中島樹木クリニック 国正 あゆさん(研究科2期)
     土壌調査‥大島造園土木株式会社 吉水 祥平さん 林 庭綺さん(専門課程8期・研究科15期)
     土壌改良‥同窓生全員
     枯枝剪定‥木日木株式会社 山崎 修一さん(専門課程8期)
     3Dスキャン‥山中育樹園株式会社/IKUJYUEN GARDEN STUDIO 山中 康太さん(研究科2期)
 

①ALPHAガーデン今昔物語
まず、山本教授より、開学前のガーデンと現在の様子を比較した写真をご紹介いただきながら、学校の今昔について振り返りました。

学校創設時の資料の説明



②簡易な樹木診断

修了生であり樹木医でもある国正さんから、2本の樹木を対象として、簡易な樹木診断の方法を教えていただきました。

樹木衰退度判定の方法の説明



③土壌改良

修了生であり樹木医である吉水さんから土壌改良の方法について説明があり、参加者全員で掘削・竹の通気管作成・設置を行いました。今回は縦穴式の土壌改良とし、樹冠の下に1m程度の深さの穴を4か所掘り、現場発生土に土壌改良材(堆肥+パーライト+炭などが配合)を50%混ぜ込んだものを、通気管の役目を果たす竹筒とともに埋め戻しました。この日は修了生の子どもたちも多数参加しており、竹割りや掘削作業はプレイパークのようで大賑わいでした。

通気管の役目を果たす竹の節抜き
土壌改良用の穴掘り
竹と土壌改良土の埋め戻し


④土壌調査
こちらも吉水さんと林さんから、土壌貫入試験と透水試験の方法について学びました。

土壌貫入試験の様子



⑤3Dスキャンによる土壌調査場所の把握
造園設計や施工の現場にて、積極的にIT技術を取り入れている修了生山中さんより、ipadやiphoneのアプリを用いた3Dスキャンの方法を学び、今回の調査場所の記録もしていただきました。

3Dスキャンの説明
画像提供:山中育樹園株式会社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


⑥枯枝剪定
修了生であり樹木医である山崎さんから、剪定の方針、剪定方法について説明があったのち、枯枝の剪定を行いました。

枯枝剪定の様子




今回の調査結果や樹勢回復の試みの経過を観察しながら、また次回実施内容を検討したいと考えています。
(文責:吉水・光成)

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