• 見頃の植物

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  • 薔薇色の日々

3.ミソハギ


学名:Lythrum anceps

科名:ミソハギ科

分布:本州、四国、九州、朝鮮半島

植栽場所:四季の庭

 

 夏の暑さも本格的になってきました!

暑い日には、アルファガーデンの日本庭園で水の音を聞きながら植物を眺めてみてはどうでしょうか?

今、ミソハギがとてもきれいに咲いています。

 

ミソハギは、野原や山の湿地に生える多年草です。派手すぎない紅紫色の花が、穂状に集まって咲きます。花の時期は7月から8月で、お盆の時期も咲いているためお盆の供花としてよく使われます。ミソハギの名前も、萩に姿が似ていて、祭事などで穢れを払うという意味の「禊萩(みそぎはぎ)」からきているそうです。

 

 近くで観察してみると、集まった花の一つ一つは花弁が6枚のきれいな形をしていることが分かります。こうして近くで見ると、名前の由来である萩とは全く違う印象の花です。また、ミソハギは、花によって雄しべと雌しべの長さが3種類あることが特徴です。雄しべは全部で12本で、内6本が長く残りの6本が短くなっています。雌しべが長く雄しべが見えない長花柱花、雌しべが短く雄しべのみが見える短花柱花、雌しべと長い雄しべが見える中花柱花の3種類があります。私が日本庭園で観察したときは、短花柱花と中花柱花がありました。

 

「文化の中のミソハギ」

 お盆にお供えをするために使われる盆花は、先祖の霊が座る場所として考えられており、地域によって利用した花はキキョウやハギなど様々です。その中でもミソハギは、7月~8月下旬までの長い期間、きれいな花を咲かせているため、よく盆花として利用されるそうです。そのため、ボンバナやショウロウバナと呼ぶ地域もあります。ミソハギの花穂に水を含ませて、仏前の供物のお清めをしたそうです。

 また、花を含めた地上部を乾燥させたものを「千屈菜(せんくつさい)」と呼び、漢方薬として利用されています。下痢止めなどに効果があるそうです。さらに若い時期は、あく抜きをして食用にすることもあるみたいです。

ミソハギは、日本の生活ととても関わりの深い植物だったんですね。

 

 

〈参考①:暮らしのなかの花  並河 治〉

〈参考②:いけばな花材ハンドブック 工藤 和彦〉

〈参考③:朝日園芸百科 朝日新聞社〉

 

 

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