5.カワヅザクラ

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学 名:erasus lannesiana ‘Kawazu-zakura’
科 名:バラ科
原産地:園芸品種
植栽場所:花の庭

 

今回は、梅の他に一足早く春を感じさせてくれる、早咲きのカワヅザクラに関して紹介します。カワヅザクラは、ソメイヨシノやオオシマザクラなどのサクラの木の花の蕾がふくらみかけている中、いち早く咲く品種として知られています。また、“カワヅ”と名付けられたのは、静岡県賀茂郡河津町で原木が発見されたためです。

また、カワヅザクラは、オオシマザクラとカンヒザクラが自然交配して生まれたサクラの品種で、花期は1ヶ月と他のサクラの品種に比べると長いようです。

花の色は桃、淡い紅色をしており、ソメイヨシノに比べて花の色が濃いように感じます。

 これから花見シーズンが突入していく中、一足先に花見を楽しみませんか。

 

「文化の中のカワヅザクラ」

 先ほども紹介しましたが、カワヅザクラは1955年に、静岡県賀茂郡河津町田中に住む飯田勝美氏が、河津川沿いに苗を発見されたことが、栽培の起源だとされています。最初は、「小峰桜」と呼ばれていましたが、学術調査によって品種であることが認められ、1974年に「河津桜」と名付けられました。

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<参考①:http://www.hana300.com/kawazu.html>  
<参考②:https://horti.jp/12565>  

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