3.ローズリーフセージ

 

学 名:Salvia involcrata
科 名:シソ科
原産地:メキシコ・中央アメリカ
植栽場所:エルフガーデン・キッチンガーデン付近

 

とても色鮮やかなサルビアの仲間を紹介します!

 

ローズリーフセージという名前は英名で、

その名の通り、葉がバラの葉に似ていることから名付けられました。

確かに葉柄が赤っぽいところやシワシワした葉の感じは、

バラの葉に似ているかもしれません。

実際に触ってみると、意外と厚みがあり表面もさらさらしていて

気持ちのよい手触りでした。

 

葉も特徴がありますが、やはり注目するのは花です。

 

花の先端にふわふわした毛のようなものがついています。

この毛で覆われた部分から顔を出している雌しべを少し引っ張ると、

毛で覆われた中から雄しべが飛び出してきました。

虫が雌しべの部分に乗ると、その重みで雄しべが飛び出して

花粉を虫につけるという仕組みなのかもしれませんね。

 

 

また、花の咲き方も特徴的です。

包につつまれた丸い蕾の中から、新しい花が咲いていきます。

上の二枚の写真では、たくさんの花が咲いていますが、先端にまだ丸い蕾が残っていることが分かると思います。

 

背がとても高く、大きくなると150㎝にもなります。

存在感抜群のローズリーフセージ、是非見てみて下さい!

 

 

 

「文化の中のローズリーフセージ」

ローズリーフセージは、夏~秋に開花する宿根サルビアです。

アルファガーデンでは、7月末にはもう咲き始めていたそうです。

宿根性なので、冬になると地上部は落葉・または枯れてしまいますが、

-5度以下にならない場所では、春にまた芽吹いて開花します。

背丈が大きく、花の色も鮮やかなピンクであるため、花壇のアクセントには最適かもしれません。 

 

 

 

〈参考①:日本花名鑑2 Aboc社〉

〈参考②:園芸植物事典 小学館〉

 

 

 

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